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チャレンジの日曜日
 
僕のクラスのデスノート 第3部

 

国語 NO.1
●「古文デスノート」

これは
国語の古文を
一生懸命勉強をしているようですが


「古い」
と一言。

元も子もないですね。

国語 NO.2
●「老婆デスノート」

これは
芥川龍之介のおなじみ
「羅生門」について学んでいるところでして、
そこに出てくる
老婆についての描写なのですが
その老婆を
僕なりにビジュアル化
しておりました。



かなり
ゲームの敵っぽいですね。

国語 NO.3
●「下人デスノート」

で、
その一方
この「羅生門」の主役ともいえる
もう一人の登場人物
下人が、
羅生門にて
先述の老婆を倒してしまうわけですが、
今度はその下人について
僕なりに
ビジュアル化しておりました。




下人
Yシャツにネクタイです。

 

羅生門って
そんな話だったんですね。

国語 NO.4
●「教授デスノート」

和歌について
係り結びなど
いろいろ
学んでいるようですが、


教授と助手ですね。


助手 犬ですね。


こんなやつらに
教えてもらいたくありません。

国語 NO.5
●「韓非子デスノート」

韓非子の一節
でして
絵の隣に
厚者←→薄者
とありますように、
その前後の内容から
情が厚い者、情が薄い者
について描いてあるようですが、


どっちも
情 薄そうですね。

国語 NO.6
●「古文単語デスノート」

古文単語をいろいろ学んでいるようですが、
「つつまし=遠慮される」
ということで
つつましそうな方が
描かれておりますが



つつましそうですね。


知りません。

国語 NO.7
●「こころデスノート」

これは
夏目漱石の「こころ」について
学んでいるところでして
それに出てくる
深い人間不信に陥っている
「先生」の描写でして、
その先生を
僕なりに
ビジュアル化しておりました。



 

暗すぎですね。


ごめん 先生。

国語 NO.8
●「猫デスノート」

これは
古文の
「猫」という話でして、
平安時代当時としてはめずらしい
猫をかわいがる姉妹の話
のようなのですが、
今度はその猫について
自分なりに
ビジュアル化しておりました。


 

こんな猫
飼いたくないですね。

国語 NO.9
●「孔子デスノート」

孔子の一節
「自古皆有死 民無信不立」
とのことで
「民は信義の心が無ければ人間として存立できない」
というようなことでして
これは


民に信義の心が無い状態の
様子ですね。

よって
人間として存立できませんでした。

国語 NO.10
●「驚くデスノート」

そして最後は
古文単語「驚く(=目が覚める)」を
ビジュアルで表しておりますね。

 

目 覚めすぎですね。

はい。

以上
いかがでしたでしょうか。
今週の
「僕は本当に勉強していたのか」。


というわけで
みなさんもぜひ
自分の過去の学校でのノートを
振り返ってみていただけたらと思います。
なかなかのデスっぷりに
きっと死にたくなることでしょう。


そして
僕のデスノートは、
受験マシーンが産み落とした負の遺産として
まだまだ異様なほど大量にありますので、
ぜひまたいつの日か
「第4部」でお会いしましょう。


その日が来るまでは
僕の名前をデスノートに書かないよう
気をつけて頂けたら幸いです。

お手数ですが
どうぞよろしくおねがいいたします。
ではまた失礼致します。

僕があれだけやってきた勉強って
いったい何だったんだろう…

「まぁいつか役に立つわよ」

 

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