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フェティッシュの火曜日
 
太田胃散でカルメ焼きを作る

Oh!退散(分包)

太田胃散を買ってきた。普段まったくお世話になっていないお薬、まさかこんなところでご挨拶となるとは。


「いーい薬です!」ってCMのあれですね。

そもそもなぜ太田胃散か。先に使った重曹は単純に「炭酸水素ナトリウム」で出来ているわけであるが、太田胃散もその成分のほとんどは「炭酸水素〜」で出来ているのだった。

まあ、わざわざ太田胃散で作って人に食べさせるとかいった意図ではなく、実験という形で成分の特質を知る、ということで、ご了承ください。(おこさまは おとなのひとといっしょに やりましょう)


あとの成分は「やさしさ」 ではない。
卵白に胃散を・・・複雑な想い。
生薬が入っているので、漢方の香りがする。
練ったらお味噌みたいになった。
がーっとかき混ぜ中。
そんなには膨らまず。まあまあでした。

関係ないが、カルメ焼きの調理中は、動作を止めて写真を撮ることが出来ない(そんな暇まったくない)ので、三脚に固定しインターバルタイマーで10秒置きに撮っている。焼き中の写真が全体に粗いのはご勘弁願いたい(あとで見てみたら8割は混ぜているだけの写真だった)。

さて太田胃散。私の腕のせいでうまく膨らまなかったことは明らかだ。だって2回目はこんなだもの。


ラーメンスープか?

と、とにかくなんとかカルメ焼きと呼べそうなものが3つほどできましたので、試食ターイム。


手前が生薬入りのカルメです。言わずとも。
やはりまず恐る恐る太田さんから。 生薬の香り・・・
ふつうのほうの成功例はなかなかの断面。

味は、プリミティブな砂糖の味ですな。甘いものが不足していた時代にもてはやされた味。決め手はやはり、空気をいかに含ませ、さくっとした食感を得られるかどうか。そうすれば味が軽くなる。今度実家行って聞いてまわってみます。

太田胃散のほうは、意外と「ハーブ入り」と思えばいけるのではと思う。健胃消化薬だし、「薬膳カルメ」といったところだろうか。本当か。


 

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