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フェティッシュの火曜日
 
−80℃で花やバナナを凍らせて

バラの代わりにカーネーション

まずはこの実験の動機とも言える花。CMではバラだったのだが、花屋にカーネーションが多かったのでそれにした。母の日が近いからか。花びらも薄くて多く、砕き甲斐がありそうだ。

花をドライアイスとスピリタスの器に入れると、天ぷらかフライかというような泡と音がする。しかし温度が逆方向だ。過激な反応が起こっていることには間違いない。

 
いざ、入ります
握ると、この手応えは……!

出した花を握ってみると、あきらかに花びらの感触ではない。紙だ。いや、薄いガラスだ。
手を開いてみると、みごとに粉々になった花びらの破片が落ちた。



濡れているのであまり綺麗に見えないが、それでも手の中でのパリパリという違和感は想像を裏切らなかった。
すごい、すごいぞ−80℃!


膨らませた風船はどうなるか

次は風船だ。超低温の中に膨らませた風船を入れると……


ど、どうなっちゃうの?
へなへなのバリバリ

中の気体が冷えて縮み、凍った風船は弾力もなく、しぼむというよりシワができた。
まるでビニール袋のようだが、まごうことなきゴム風船だ。この変わり果てた風船も、やはり器にぶつけるとガラスのような音をたてた。−80℃は様々な物をガラスのように繊細な硬質と化す。
サランラップで靴の形を作って凍らせてもよかったか。まさしく儚いガラスの靴の出来上がりだろう。


爆発する消しゴム

「液体窒素に消しゴムを入れると爆発する」と聞いたことがある。
これは試さないわけにはいかないだろう。

というわけで、おなじみMONO消しゴムに串を刺して器に入れてみた。


オレ爆発しちゃうのか?
ひ〜え〜

やはり花を入れた時のような泡と音。その様子はさながら串揚げだ。うずらの卵を揚げて食べたい。もちろん酒も欲しい。が、スピリタスは遠慮しておこう。

そして時間が経ち……15分したところで諦めた。変化はまるでナシ。
しょうがなく引き上げる際、消しゴムに付いているスピリタスを落とそうと器にぶつけたら、ガンガンと金属のような音がする。触ってみると爪がめり込むはずもない、消しゴムのあの感触とは全く違う硬さになっていた。

これ、トンカチで叩いたら砕けるんじゃないのか?

竹串を抜き、叩いてみた。
するとご覧の通り真っ二つだ。


割れたぜ……

抜いたと思った竹串は、凍って消しゴムから抜けず、折れていたらしい。
爆発こそしなかったものの、トンカチで叩いて割れる消しゴムは初めて見たよ。


 

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