パフェがまったく似合わない男たち4人で、 パフェ三昧を満喫した前回。見た目の違和感とは裏腹に、 「パフェは男の食べ物だ!」 といったおかしな感想さえ飛び出すほど、 ファンタスティックなひと時となった。
そこで今回は、デイリーポータルZ・ライター陣の中でも 特に、パフェの似合わなさにおいて屈指のルックスを誇る 小野法師丸さんと一緒に、再び男同士のパフェ巡りに挑んでみた。
(text by T・斎藤)
世が世ならば
東京は池袋にて小野法師丸さんと会う。 もしも世の中が「パフェが似合わなければ似合わないほどモテる」という価値観だったなら、小野さんはまさにプリンス!超特A級のアイドルだったに違いない。(ほ、褒めてます)
さっそく最初の写真を撮らせて頂き、 その写真写りの変化に驚く。
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さすが、役者が一枚上だ。
一軒目は、小野さんが以前一人で入って大変微妙な思いをしたことがあるという「ミルキーウェイ」というお店に入った。 とてもかわいい店である。
きらびやかでない方にもそそられる
昼メシ抜きでパフェ三昧
時間がちょうど昼時だったこともあり、思わず蕎麦屋のディスプレイが気になってしまう。が、今日は昼飯を抜いてひたすらパフェを食べようと思っている。
子供の頃だったら親に怒られそうな暴挙だが、もうお互いそんなことで怒られるような年齢ではない。 子供の頃は大人は正しいとばかり思っていたものだが、今ならわかる。それはまったくの勘違いというものだ。
互いの星座を聞き合って
パフェには星座の名前が付いている。 「小野さんは何座ですか?」 「僕は牡羊座なんですよ〜。」 男同士でこんな会話をしたのは初めてかもしれない。なにかのプレイのようだが、パフェを頼む為の必要事項だからしかたがない。こうして小野さんは牡羊を、私は蟹を選んだ。
「羊とカニを。」 ジンギスカンとカニしゃぶを注文しそうな奴らが、同じ名称でパフェを注文した。
そしてかわいい店内
それにしてもかわいい店内だ。 この店は星をモチーフにしており、ありとあらゆるものが星になっている。店内は若い女性でいっぱいだった。
小野さんはそのルックスとは裏腹に、けっこう甘いものが好きだそうで、以前この店に一人で入ってパフェを食べたことがあるという。鎧でビジネス、スキップで皇居一周、風船マンなど数々の記事においてしばしギリギリのところまで自分を追い詰める小野さんだが、記事とは関係ないところでもそんな試練のような日常を過ごしていたとは…。
パフェ
パフェはこんな感じだった。前回みたいな半ばイカれたものではなく、ほどよい大きさ。やっぱり星型があちらこちらに散らばめられており、必要以上にかわいい。もっとも我々に必要性なんて皆無なのだが…。パフェは普通に美味しく頂けた。
という感じで、一軒目をなんとかこなし、次の店へと向かった。