豆腐半丁を「カルピス」と一緒にミキサーへ
美味しかった。すごく、美味しかった。豆腐わさび「カルピス」。
今日はこれまで10品のメニューを堪能した。どれだけ意外なメニューでもちゃんと美味しいと、それは本当によく分かった。しかし、ここへきて、さすがにこれはどうだろうと思ったのだ。
だって、豆腐半丁を、上にはわさびをのせて明らかにこれは冷奴として醤油で食べるだろう状態のまま、ミキサーに入れるというのだ。水と「カルピス」と一緒に。豆乳ではない、豆腐だぞ。
でも、美味しかった。ふわっふわだ。
「豆腐に水分が少ない分、ミキサーにかけるとふわふわするみたいですね」
興奮状態の私をなだめるように梛さんが教えてくれた。今改めてカルピスカフェの“ソフトドリンク”のページを見ると、料理レシピに気をとられていて気づかなかったが、料理以上に「これは」と思わされるものが多い。菜の花をそのまま使ったもの、春キャベツをつかったもの、そして長芋、アボカドまで。
続いていただいた赤パプリカを「カルピス」と一緒にミキサーにかけたものも、すでにレシピに掲載されているもの。「青汁があるなら、赤汁があってもいいと思う」とは石田さん。
いまだびびりながら飲むと、香りはパプリカなのに、味が「カルピス」という不思議な飲み物だった。美味しいし、楽しい。やるな……。 |