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ひらめきの月曜日
 
カルピス社主催カルピスカフェ試食会へ!

母が台所で豚汁を作っている。味噌を加え、いい匂いがしてきた、と、思っていたらそこに母、「カルピス」を投入しているではないか!

もし、あなたがこんな事態をまのあたりにしたら、どうするだろう。普通はとめると思う。けれどこれ、間違いではないのだ。カルピスの公式ホームページに出ているちゃんとしたレシピだ。丸みのあるやさしい豚汁になるのだそうだ。

豚汁だけじゃない。酢豚、麻婆豆腐、たまご焼き、アサリの蒸し物、鳥手羽の煮物、そうめんのつけつゆ……。ドリンクやアルコールも含めると現在約150もの「カルピス」を使ったレシピがサイトで公開されている。

今回は、そんな「まじですか?」というレシピを連発掲載しているカルピス社ホームページのコーナー、“カルピスカフェ”の完全クローズドの試食会に参加することができたのだ。

今日また新たなる料理に、「カルピス」の地平が切り開かれる! ざぱーん(「カルピス」の波)!

(text by 古賀及子



現場は渋谷のキッチンスタジオ
メニュー案いちらんを覗き見させてもらう

「カルピス」そうめんがご縁

去年の夏、私は“彩り「カルピス」そうめん”というレシピを偶然発見した。そうめんのつゆに、「カルピス」を使うというちょっとすごいレシピだ。なんでまた、という思いとともに試食したところ、何がどういうわけか、本当においしかったんである(記事:そうめんつゆにカルピスが美味しいって本当ですか)。

その後も着々と驚きのレシピ数を増やすサイトの様子は常々注目していたが、このそうめんの記事がご縁でこのたびカルピス広報部の石井さんに試食会にお誘いいただいたのだった。

願ったりかなったりとはまさにこのことである。そうか、今年の初詣で大吉を引いたのはこのことを暗示していたのか。

今日は20品を試食します

会場には、石井さんのほか、広告部のサイト担当菅根さん、梛さん、サイトのプロデューサーである石田さん、ライターの稲森さん、そして料理を手がける小早川シェフ、パティシエの前川さんなどが集合していた。そうめんつゆも、豚汁も大勢の人が本気で支えているのだ。

試食会はだいたい2ヶ月に一度行われ、ここでふた月分の更新メニューが決定されるのだそう。本日は、試食メニューに加えてすでに公開中のメニューまでサービスで味見させていただけることに。その数なんと20品。いやっほう!

試食会は昼11時から。たくさん食べるため、朝食は少なめにしてきた。朝食をぬいてしまうと逆にお昼にたくさん食べられなくなるらしいという噂を聞いてのことだ。どんとこいである!

1品目はチンジャオロウスー。 このなかに、「カルピス」が入っているって、どうよ、どうよ
ほんとに「カルピス」投入! おおー!
手前は2品目、ブロッコリーの温野菜とトマトソース

本当に、「カルピス」入れてました

会場は全体的に和やかであったが、キッチンでフライパンを振る小早川シェフはまた全員より頭ひとつ飛びぬけて陽気でいらした。

「古賀さんは、古賀政男の孫なんかい?」
「いやーそういうわけじゃあないですねえ」
「そっかー」

完全に部外者である私にも気さくに接してくださる。古賀政男という会話の切り口といい、親戚のおじさんのような雰囲気だ。が、無論料理をするその目は真剣そのものである。

1品目のチンジャオロースーは調理過程をすべて見学させていただいた。そしてその真剣なまなざしで、間違いなく、フライパン内に「カルピス」は投入されていた。夢ではない、夢ではないぞこれは。

試食はさみだれ式に

調理が着々と進む中、いよいよ試食がはじまる。全品でそろってから食べるのではなく、出来立てを小皿にとりわけてはどんどん食べていく。心なしか、皆さんサクサクと食べ方が早い。試食しなれている感じ。私も遅れをとるまいとチンジャオロースーを早速いただく。

「あ! か、「カルピス」だ!」

美味しい、だけどどっかで乳酸菌飲料の味がする。やっぱりこれは大変だ。

3品目、枝豆を同じくカルピス社さんの製品である「健茶王」で煮たもの
4品目は現在すでにレシピ公開中の“鶏手羽先のりんご酢煮”「飲むりんご酢&『カルピス』」入り。やはり遠くで「カルピス」の味が


 

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