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土曜ワイド工場
 
トイレが世界一綺麗な関空を見学
「ターミナルビルの清潔さ」では第2位。


関西国際空港が空港の総合ランキングで世界第4位になった

特に、「トイレの清潔さ」と「出入国の手続き」では、なんと第1位

つまり、関空のトイレは世界一綺麗ってことだ。

関空は何度か利用したことはあるけど、トイレに注目はしていなかったし、それに関する記憶は全くない。

よし。見に行こう!

出国したことはあっても、見学したことはなかったので、前から行きたいと思っていたし。

(text by よしざき



というわけで、関空への玄関口、南海難波駅にやってきた。

ラッシュ時は地獄の階段。中学の地理の教科書に載ってた。

 

ラピートに乗ります。

普通ならJRの関空快速に乗っていくところだが、今回はちょっと贅沢して、南海電車の空港特急「ラピート」に乗ることにした。

よく「鉄仮面」と呼ばれていて、もう登場してから10年以上になるのに未だに斬新さを感じる。僕は初めて乗る。

注目すべきは、車掌がみんな女性だったりすること(ってか、南海は女性車掌が多いような気がする)。でも、運転士さんは男の人だった。

特急料金が500円と安いのも良い。

横顔もなかなかカッコイイ。
扉は外側に開き、窓は楕円形。

ラピートは静かに走り出し、40分弱で関西空港駅に到着。

スカイゲートブリッジ(世界最長のトラス橋)を渡り…
関空に到着。

 

速攻でトイレに向かう。

関空に到着したら、わき目も触れずにトイレを目指す。

もちろん、別に急にお腹が痛くなったわけではない。
第一の目的が「世界一綺麗な関空のトイレ」だからだ。

レポートは男子トイレのみになるけど。


4階国際線出発フロアの端っこにあるトイレ。

さぁ、世界一のトイレの入り口だ。


派手ではないけど、清潔な雰囲気だ。

 

これが世界一綺麗なトイレだ!

ほぼ無臭。ゴミは落ちていない。床や壁のタイルの色は変色しておらず光沢良好。便器の周りも汚れていない。理想的なトレイだ。

ただ、建設から10年という時期だからだろうか。
「特に何て事ないトイレだな」と感じた。
でも、さっきから「綺麗」って言っていたが、本当は「清潔」だったので、豪華とか派手とかなわけではないのだ。
勝手な想像しながらこのトイレに入ってきたことを反省。


男子トイレにもオムツ交換台あり。

 

話題の小便器。

よく小便器は汚れていることがあるが、さすが世界一。掃除が行き届いていてピカピカで、異物なし。

そして、テレビでもたまにネタにされる、あのダーツの的シールも。

みんながここを狙うことで、トイレを清潔に保てるわけだ。

的には「10」って書いてあるけど、どういう意味だろうか?10点?


やっぱ綺麗。安心して荷物を置くこともできる。
マクロで撮影できるのも、綺麗に掃除されているからこそ。

 

個室も綺麗。

個室も綺麗。何も邪魔なものがなく、スッキリしていて、ゴミなし、便器ピカピカで、清潔感で溢れている。もちろん、ここも無臭だ。

トイレットペーパーが三角折りになっているか否か、なんてことはどうでもいい。「予備に3ロール」これが世界一。


 

世界一のトイレ掃除のエリート

これまた綺麗な洗面台の横に、清掃員の写真が貼ってあった。

清潔さ世界一になったのは、彼女らの功績というわけだ。

ということは、世界一のトイレ清掃員ってことだろうか。

「綺麗に使わなければならない」と感じさせられる。



 

以上、世界一のトイレでした。

いくら世界一といっても、「清潔なトイレ」なわけで、ただただ清潔感を伝えることしかできない。

トイレの清潔さのランキングでは、成田空港が2位だったので、日本はトイレの綺麗な国として、外国人の目に写っているのだろうか。
でも、駅のトイレとかは汚いところも多いし(→東京トイレマップ)、
「日本の空港のトイレは綺麗」ってとこか。

とにかく、トイレだけではもうこれ以上書くことができない。

あっちこっちのトイレを紹介していってもいいのだが、変わりばえしないトイレの写真ばかり見て誰が喜ぶのだろうか。

これで終わっても面白くないし、もっと伝えたいことがあるので、ここから色々と関空をまわっていきます。


 

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