ダチョウの求愛ダンスについて
ダチョウの求愛ダンスについてであるが、「動物誌」には詳しい記述がなく、ネットで検索してみた。いくつかダチョウの求愛ダンスを解説するページを見つけたが、どのページもほぼ同じ内容で、
「羽を広げてゆっくりと交互に動かしつつ、首を8の字に回す」
という動きがダチョウの求愛ダンスの特長らしい。
今回は、そのダンスをダチョウの前でやってみる訳だが、ここで再び「動物誌」の内容に戻る。ダチョウを食べる習慣のある人たちがどうやってダチョウを捕まえているか、という内容の記述である。
「頭からすっぽりとダチョウの皮をかぶり、一方の腕を首に通し、この鳥のあらゆる動作をまねてみせる。この策略によって彼らはダチョウに近づき、やすやすと捕まえてしまう(本文より引用)」
皮をかぶってダチョウのマネをしてる人間を「あっ、仲間」と思ってしまうというのだ。ダチョウ、油断し過ぎである。しかし、そのおっとりとした性格が今回の実験の成功を予感させてくれる。マネて見せればその気になってくれるかもしれない。
ダチョウの皮は用意出来なかったので、代わりに白い布と黒い布を用意した。 |