毎日夕方に流れる音楽がある
そろそろ空が茜色になってきた。
「夕方に流れるいつもの音楽にも合わせてみたいですよね」と宮城さんがいう。
たしかに毎日5時ごろにまちに響くメロディがある。あれは区役所とかが流しているのだろうか。
時計を確認するとすでに5時まぎわ。近くの公園に移動して準備をしているうちに、その時間がやってきた。
カラスとセッションしながら帰りましょう
流れてくる音楽にあわせて、宮城さんがギターが鳴らす。
この曲、歌詞の内容としては「夕方になったらカラスと一緒に家に帰りましょう」ということを言っている。
しかし、これを聞くかぎりそんな雰囲気はない。むしろカラスを蹴散らして暴れだしそうだ。
幸いにも、公園にはこどもたちの姿は見当たらなかった。事前に危険を察知していたのかもしれない。
迷惑にならない程度に
まちの音とのセッション、やはり楽しい。そこに音があるかぎり、いつだって音楽はできるのだ。
ただ、まわりの人の迷惑にはならないようにしないといけないですけどね。
バンドやろうぜ!(踏み切りと)