素敵な日本地図が続々登場!
日本地図は地図帳とか地理の教科書とか旅行ガイドブックとか、いろんなものに描かれている。日本は小さな島国だが、かといって小さすぎるというわけでもないので、どの世界地図にも必ず日本が描かれている。
だが中には日本人として「いかがなものか」と思ってしまう手抜き日本地図もある。手を抜いた日本列島はどんな形なのかとか、どういう風に手を抜くかとか、どの島が忘れ去られやすいとか、家にある本から日本のある地図を片っ端から探し、世界地図が描かれた看板などを普段から写真に納めまくり、それらを見比べて研究してみた。
ほら、明日映画「日本沈没」公開だし。
(ライスマウンテン)
手抜き日本地図を捜す
と、いきなり手抜き日本地図といってもイメージがつかめないだろうから、手抜き日本地図とはどんなものかをまずは紹介。
これはうちにあったある本の一部分に描かれた日本地図だ。
見れば日本だと分かるには分かるが、北海道と本州と四国と九州の島の境がないというか、なんとももどかしい。これで朝鮮半島とか中国とか台湾がなかったら、日本には見えない。小さいから仕方がないじゃないかといったらそれでおしまい。
このようにページの一部で紹介される小さな地図でも実に精巧なものもある。手抜きはいけない。
と、こんな感じで問題のある日本地図をいろいろ紹介してみたい。
手抜き日本地図の手抜きの法則を捜す
完璧ではない日本地図が結構見つかってそれを調べてみると、意外な法則が見えた。
どうもいろんな地図を調べてみると、本州、北海道、九州、四国の4大島は描かれていても、淡路島や佐渡島といった大きめの島はおろそかになりがちだということは分かった。これから細かな日本地図を書くときは、淡路島や佐渡島も忘れないように描いてあげよう。
次のページでは、問題児的な地図を紹介するよ。ついてきてくれ。