コンビニに2階があってもいいじゃないか
誰が決めたのかは知らないが、通常コンビニは1階だてということになっている。
しかし、コンビニに2階があっても問題ないのではないだろう。
もっと言えば、3階建てでもいいだろうし、百貨店みたいに大きなコンビニがあっていいと思う。それではコンビニの存在意義が揺らいでしまうという意見もあるかもしれないが、僕は常々コンビニには何か新しいことに挑戦していってもらいたいと思っている。
退屈なコンビニなんてコンビニじゃないよ。
1階の商品と2階の商品、格の違い
というわけで2階だての面白いコンビニである。1階は通常のコンビニの約半分ぐらいの大きさ。2階と併せても通常僕らがよく行くコンビニの2/3ぐらいのサイズだろう。
狭い土地でコンビニを経営しようとした主人の苦肉の策かもしれない。
ここで1階にある商品と2階にある商品を羅列させていただく。
《1階》
・ドリンク類(ペットボトル、缶、紙パック)
・お酒
・チョコレート
・カップラーメンのカップヌードルのみ。
・「スープ春雨」とか最近増えてきたローカロリーのカップ麺
・文房具
・お弁当
・ガム
《2階》
・アイスクリーム
・ATM
・コピー機
・カップ麺(1階より品揃えが豊富)
・文房具以外の日用品
・ポテトチップスなどスナック菓子
・おかき、おせんべい
・無印良品のお菓子
・雑誌
以上である。ここから見えてきた法則性は、文房具やチョコレート、ローカロリーのカップ麺などオフィスワーカーの必需品が1階に。日用品やおせんべいなど、どちらかと言うと家庭的な商品が2階にあるようだ。
また、1階と2階の間に踊り場があって、そこには飴、カップ麺の新商品が置かれていた。つまりカップ麺は1階、踊り場、2階の三カ所に分かれていることになる。
やっぱり売れ線の商品が1階なのであろう。そして新商品は踊り場へ、それ以外は2階に追いやられる。密かな弱肉強食が繰り返されているようで面白い。
「店長、これあんまり売れないから2階にやりましょう。代わりに、今2階でもっとも売れてるこの商品を……」
なんてやりとりがあるのかもしれない。
雑誌コーナーが2階にあるので、気分的には立ち読みし放題な感じである(2階には店員が居ない)。
素敵なコンビニだ。 |