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ロマンの木曜日
 
暗渠にもぐる

明戸さん。

明戸さんとEボートで

今回は一人で暗渠にもぐることはしない。

Eボートという12人乗りの手漕ぎゴムボートを借り、知人を誘って行くことにした。暗渠のよさを一人でも多くの人に知ってもらうためだ。ただし、ストレートに「暗渠」というと断られる可能性があるので、事前にはそのことは伝えていない。「ボートで川遊び」とだけ伝えてある。

Eボートは、地域交流センターというNPOの方からレンタルさせて頂くことができた。担当の明戸さんから、ボートの組み立て方などを教えていただきつつ、お昼過ぎから準備をはじめた。


ゴムボートということも手漕ぎということも事前には伝えていなかったため、そのつど、

「え・・組み立てるの?」
「あのオールはなんだ?」

と、暗渠友の会の皆の顔が曇るのが見えた。この時点では暗渠のことを伝えていないので、暗渠友の会ですらない。


ふにゃふにゃのゴムボートを組み立てる暗渠友の会メンバー。
完成するとこのように。

目的地のあるのは飯田橋だけど、その近くにはボートを下ろせる場所がない。

この日は、ほとんど隅田川に近い八丁堀付近の亀島川の岸から出発し、日本橋をさかのぼって飯田橋まで行くことになった。

→地図

行程は5kmくらい。手こぎボートだと2時間はかかるだろう。「2時間も手漕ぎ」という真実を伝えると皆の士気に影響するため、これも伏せることにした。


いざ出発 (この後もちろんぼくも乗りました)


けだるい日本橋川クルージング

出発した当初は、ぼくも含めてみな元気よく漕ぎはじめたものの、それが続いたのはせいぜい10分くらいだった。

それ以降は主に疲れと飽きによって、みな終始無言になり、漕ぐペースも落ちていく。ボートから見える景色もそう劇的に変わるわけじゃない。けだるい昼下がりの日本橋川をまったりと進んでいく。


唯一の見ものは、
首都高裏くらいか。
「あ、おーい!」(手をふる)
「・・・」。振り返してくれない。

行程がどんな雰囲気だったかは、下の動画を見ていただければすぐ分かると思う。


けだるい昼下がりのボート(マウスオンで再生ボタンが出ます)

この物憂い感じをえんえん続けるわけです。

 

ようやく目的地に到着

途中で休憩をはさみつつ、「もうすぐだから」と嘘をつきつづけること約1時間半。ついにボートは目的地の飯田橋にやってきた。

暗渠に到着して急激に上がるぼくのテンション。真っ暗なトンネルの入り口を目にしてこれまで以上に無言になる暗渠友の会メンバー。はたして大丈夫か。



 

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