しっぽ雑学オンパレード
野毛山動物園は、昨年の夏に「しっぽ展」という展覧会を開催していた。その資料がまだ残っていたのでここで紹介したい。動物によって変わるしっぽの役割など、興味深い話が満載である。
「キリンやシマウマのしっぽは…」
「ハエなどの虫を追い払う働きがある。」
「馬やキリンの仲間は…」
「全力で走るとき、しっぽを巻き上げて駆けていく事がある。」
「アビシニアコロブスのしっぽは…」
「枝から枝へとジャンプする際、パラシュートの役割を果たしている。」
「ツキノワグマのしっぽは…」
「小さいけれどちゃんとある(15センチ程度)。ウンチをするときに動く。」
「ボールニシキヘビのしっぽですが…」
どこからがしっぽだと思いますか?
「答えは3。お尻の穴より後ろが尾になる。」
「ニホントカゲのしっぽは…」
「いつも同じ場所で切れるようになっている。」
トカゲのしっぽには特別な切れ目がついていてそこから切れる。何回切れても生えてくる。
「オグロワラビーのしっぽは…」
「闘い(ケンカ)にも使う。」
雌をめぐる雄同士の争い時、しっぽで体重を支えて上のイラストのように戦う事がある。
しっぽ雑学、まだまだ続きます。