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土曜ワイド工場
 
あのクラゲを食べたい

加工法、調べたらあった

友人宅到着。

クラゲを食べるにあたって、事前にネットでいろいろと検索してみたところ、大分県海洋水産研究センター 企画・海洋資源利用部による「ミズクラゲを用いた塩蔵クラゲ加工品の開発」という素敵な研究結果が発表されていた。今回はそれに沿って下ごしらえをする。

その研究結果によると、まずはクラゲを一時間ほど真水に浸けてヌメリをとるらしいので、家主である友人がシャワーを浴びている隙にこっそりクラゲの仕込み開始。ちゃぷちゃぷ。ちょっと触ると壊れそうなほどに柔らかいクラゲ。そしてやっぱり少し海臭いクラゲ。行く末がかなり不安だ。


人の家の台所でクラゲを仕込む。

 

クラゲと塩とミョウバンを混ぜる

ヌメリをよくとったら水を切り、ミョウバンを5%混合した塩を、クラゲ重量に対して20%混ぜ合わせる。ミョウバン?なんだミョウバンって。そんなものは用意していないぞと困っていたら、友人がそっと差し出してくれた。なんでもミョウバンは漬け物とかに使うものらしい。クラゲに使うというのは初耳だそうだ。

よし、ミョウバンさえあれば塩蔵クラゲ作りを進められる。ここにクラゲが2キロ強あるので、混ぜるのは塩400グラムにミョウバン20グラムといったところか。比率の計算って未だによくわからない。

ビニール袋の中でクラゲとミョウバン混合塩を混ぜたら、12時間以上放置する必要がある。うーん、先は長い。仕込みがまだ終わらないので、今日はクラゲと一緒にこのまま友人宅に泊めてもらうことにしよう。


塩は持参。あらしお持つ男。嵐を呼ぶ男みたいだ。 使いよい顆粒状の焼みょうばん。ナスのイラストが素敵。

焼アンモニウムミョウバン。 「みそに使用してはならない」が手前味噌ならぬ手前海月なのでOK。 塩400グラムとミョウバン20グラム。あれ、422グラムあるな。まあいいか。

よく塩もみします。 ああ、漠然とした不安で胸がいっぱいだ。

コリコリのクラゲを夢見て就寝。続きはまた明日。


 

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