■次はホテルだ
札幌駅近くの某ホテルへ場所移動。
本によると、ここのロビーの床にはアンモナイトがたくさんあるという。
ホテル従業員の方の視線を気にしつつ、こそこそと化石さがしスタート。
本に載っている図解を頼りに、ホテルのロビーを(できる限り)さりげなく歩くが、3人とも視線は床に釘付けなので、「怪しい感」があることは否めない。
「柱から1メートルくらいのところにあるらしいよ!」
「もうちょっと右じゃないか」
「そのへんだ!」
「ないぞ!?」
「あーーあった!!」
「アンモナイトだ!!」
「でかい!!」
「すげー!!」
…というようなやりとりを小声で交わす。
宝探しみたいですごく楽しい。ホントに楽しい。
特にアンモナイトのような、見た目にもハデな大物が見つかると感動する。
こちらのホテルの床はかなりアンモナイトが多かったので、感極まった隊長が
「ここはアンモナイト畑だ!」
と、つぶやいたのだった。
うん、そうだね。
ここはアンモナイト畑だね(うっとりした目で)。 |