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フェティッシュの火曜日
 
編み終えてしまったリリアン、さてどうする?

まるでエリザのように

このリリアン、単純ではあるが、ながーく編んでいくには相当時間がかかる。来る日も来る日も、まるで「白鳥の王子」のエリザのように、編みに没頭する社会人だ。


あるときは自宅で、仕事の合間に。

あるときは自宅で、仕事の合間に。

またあるときはラジオ収録の現場にまで持ち込み、録音しながら。

もう4日目だ。ながーく編むのにこんなに時間がかかっただろうか。

子供の頃はもっともっともっとながーく編んでた気がする。そんなに暇だったのか、子供の私。
そしてそんなに編むほど小遣いは足りていたのだろうか。

いったん編み機から外し、出来上がりを見つつ、何を作れるのか考えてみる。
これを普通にアクセサリーや小物にするのでもいいが、何か今までにないようなものをリリアンで表現したい。


5mくらいか・・・。

・・・?

・・・!

 

セレア・・・レディースマープ・・・プロピア・・・

何を作ることにしたか。この見出しでほぼおわかりだろう。レインボーカラーだけど。

では、長くなったひもを、思い切ってばっさり切ってみることにします。
小学生の私が絶対考え付かなかったことだ。 編んだひもを乱暴に切っちゃうなんて。


なんとかなるさ!
切り口。ほら、糸始末きれいにできそうでしょう。

途中で切ってもうまく糸処理できた。ばんばん短くして、本数を多くしてできたのがこれだ。

ヘイブラザー、ヒッピーハッピー、ヤ?

なんだこりゃ。

唇突き出したり手のポージングしたりは、別にしなくてもいいのだ。

素直に帽子やバッグを作ってもよかったのだが、ドレッドヘアにひそかにあこがれていたのだ。ウィッグは高くて買えないので、このニットキャップ・ウィズ・リリアンウィッグで秋冬のライブシーズンは乗り切りたいと思う。

あ、ライブっったって、自分が出るんじゃなくて見に行くってことです。


 

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