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ロマンの木曜日
 
昆虫食のひるべ

スズメバチの串焼きをいただく

 

……。必死に味の表現をしようとする清水さん(中)と得能さん(右)

 

どんな味?どんな味?早く言いなさいよ。

 

ハチはハチの味ということに決定!一同「うまい!」

今でも地方では食用として扱われているだけに、まったくクセがありません。トロリとかすかに甘さが残るものの、どう表現していいか……。
私たち初心者があれこれ脳内サーチしていると、ベテラン研究員の方でしょうか、「ハチの味はハチ!」と教えてくださいました。
一同、目からウロコ。
そうだよ、ハチの味はハチ!
これはこの日の流行語となりました。

 


スズメバチの酢バチをいただく

 

黒目がかわいいハチのサナギ

 

「これウマー!」(土屋)、味の表現に余念のない得能氏

 

つまりは人のまで取って食べたくなるくらい美味

今回は黒酢の酢バチという高級メニューです。濃厚な味が絡まっているので、ハチの淡白な味は目立たちません。色彩もダークで一目ではわからないため、初心者にはこちらがおすすめでしょう。
私事ですが私は「蜂」の一文字が入るホームページを開設していますし、容姿から「蜂オンナ」と呼ばれることもあります。じっさいには蜂を見れば猛ダッシュで逃げまわるのですがそれでも感慨もひとしお。蜂、旨い。

 


ツムギアリのコンソメスープをいただく

 

私のほうがアリが少ないーと文句を言う

 

あーあ、がっつかないでキレイに食べなさいよー「は、はい……」

 

ほうら、こんなふうにね(背後の書籍タイトルに注目)

比較的小さいためでしょう、こちらも違和感なく完食。大量のツムギアリエキスか、ふつうのコンソメスープに隠し味を加えた旨さです。海外では食用で販売もされています。このアリは、蟻酸(敵を攻撃する)を持っているので、成虫は生で食べると酸っぱいとのこと。クチの中でプチプチと潰すときの食感がたまりません。たまに成虫も交じっていて「当たり」を得た気分になるたのしいメニューでした。

 

 

次は、虫の素揚げをメインにした第二弾、「虫ミックスピザ」と「虫チョコレートフォンデュ」をお届けします。

「ここからが昆虫食の醍醐味」
とおっしゃっていた内山さんは実に楽しそうでした。


 

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