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ひらめきの月曜日
 
コンビニで漬物屋のような漬け物が買えるのか!? 2006・秋

漬物屋の漬け物。こんな漬け物がコンビニでも買えればいいのに。


僕は極度の夜型人間だ。銀行のシャッターが閉まる昼3時、僕はよろよろと眠りから冷める。朝8時過ぎ、人々が活動を始める頃、逃げるように布団に潜り込む。

そんな僕の場合「おなかが空いた」と感じる時間帯にすでにコンビニかファミレスか飲み屋しか開いていない、という時間帯になっていることが多い。
お酒の弱い僕がコンビニに関しての記事を書いているのは、またファミレス事情に詳しいのは、ある種必然なのだ。消去法。

そんなダメ生活ではあるが、健康ではありたい。たまには癒されたい。家庭的なものに触れたい。僕が思う家庭的、それは『漬け物』。

ところが、突然漬け物が食べたくなっても、漬物屋は閉まっている。ならば早起きするか、それは面倒だ。

ここはひとつコンビニのほうに頑張ってもらって、漬物屋の漬け物をコンビニにも置いてもらおう。

(text by 梅田カズヒコ



門前仲町。東京でも下町情緒を残す数少ない街として有名。東京に来たら一度は訪れてほしい街。東京メトロ東西線か都営大江戸線で遊びに行こう。

せっかく門仲まで来たのでお参りしよう。

おみくじ、恐いぐらいに褒めちぎってくれた。

なんかすごく贅沢な漬物屋に来ちゃいました。

そう言えば漬物屋なんてとんと行ってない

子どもの頃は大阪の下町に住んでいたので街にひとつぐらいおいしい漬物屋があったのだが、僕の近所には気の利いた漬物屋なんてない気がする。

コンビニの漬物を考える前にまずは本物の漬物屋を見ておくほうがいいだろう。ネットをしたり途中YouTubeを見てさぼったりしつつ、おいしそうな漬物屋を門前仲町に発見したのでさっそく行ってみることにした。

【門前仲町】(もんぜんなかちょう)

江戸幕府3代将軍家光の頃から富岡八幡宮の門前町として発達、そこから門前仲町と呼ばれる。江戸初期は花街として発展。平賀源内、伊能忠敬らの居住地もこのあたり。1878年、東京に区制が施行されて以降、旧深川区の中心地として賑わった。その後深川区は城東区と合併、江東区になる。浅草・月島と並んでもんじゃ焼きの美味い下町なのだ。

 

はるばる門前仲町まで来たので

僕は東京に住んで2年半ほど経つが門前仲町には足を運んだことはなかった。せっかくなので漬物屋見物は少し後回しにして深川不動尊にお参りでもしておこう。

下町情緒が残る街並みを見物しつつ、ぶらりと漬物屋まで。コンビニの話しだった気がするのだが、気がついたらいい旅夢気分みたいな展開になってしまった。

ま、いっか。

おみくじひいたら大吉だったし。

しかしこのおみくじ、よく見ると病気→全快する、待人→必ず来る、訴訟→思った通りに勝つ、失物→出てくる……と恐いぐらいにうまくいくことしか書いてない。なんだか紙にお世辞を言われている気分だ。

このおみくじの良すぎる結果に急に我に返り、急いで漬物屋に向かうことにした。

 

さっそく漬物屋まで行ったが……

『近為』という漬物屋に入ることにした。深川不動尊への参道に位置し、明治12年に創業という由緒正しいお店だ。

僕がイメージしていた漬物屋は、どちらかと言うと市場の漬物屋的な、むき出しのたくあんとかが威勢良く売られるようなお店だったのだが、うっかりかなり上品な名店に足を運んでしまった。詰めの甘さを露呈する結果となった。

大丈夫か?

予想とかなり違う店構え。僕にはもったいないようなお店だが、まあ中に入ってみよう。

近為(きんため)

東京都江東区富岡1-14-3
03-3641-4561
http://www.kintame.co.jp

次ページ、漬物オンパレード


 

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