公園にハトがいる。
いや、まてよ。あれは本当にハトだろうか。ハトに似た別の鳥かもしれない。ハトっぽい色の猫が座っているようにも見えないか。ハトに似た大家さんかもしれない。
考えれば考えるほど分からなくなる。ハトってなんだ。
ただ唯一言えるのは、みんながハトだと言うものがハトだ、ということだ。なにをハトと呼んでいいのか、読者の皆さまの投票によって決めていきたいと思います。(林 雄司)
23:45 チャンピオンが決まりました。
具体的に説明します
まったくわからないリードで始めてしまったが、例えば次の写真を見ていただきたい。
ぱっと見、ハトのように見える。会社や学校に急いでいるときならば気に留めずに通り過ぎるだろう。か、見たとしても「ハトか」と思って次の瞬間に忘れるはずだ。
近寄ってみよう。
ぞうきんだった。ハトじゃない。このぞうきんは僕が用意したものなのだが、いままでハトだと思って通り過ぎていたものも実は半分ぐらいはぞうきんだったかもしれないのだ。
ええっ!
…と思ったが特に困らない。
ハトだろうがぞうきんだろうが僕の人生には何にも関係ないからだ。だったらいいよ、ハトで。ハトでいい。
そう考えれば、これはハトだ。
ハトみたいなもの2号
じゃあこれはどうだろう。ハトだろうか。
ハトかもしれない。心ないものがいたずらしたように見える。なんてことをするんだ。 しかしこれは僕が家のダンボールをおいただけだ。当然なかにハトはいない。
もし本当に心ないものがいたずらしたのならば、ダンボールはこうなるだろう。「ハト」なんて書かないはずだ。
しかしリアルにはこっちのほうがハトである確率が高いのだ。分からない。ほんとうに分からない。「分かる」ってなんだろう。まさに事実は小説よりも奇なり、である。
逆にこれはどうだろう。動画でご覧ください。
ハトだ。つかまったハトが箱のなかで暴れている。
しかしこれは「僕がハトと書いた箱を糸で引っ張っているようす」なのである。
でも、ハトだろう。自分でやっておいてだまされそうになるぐらいだ。ハトと言っていいと思う。
箱に書いてあることを疑っていたら電気屋さんのダンボールをいちいちあけなくてはならない。
皆さんにお願いです!
さて、いろんなハトがいることがおわかりいただけたと思う。そこでどっちが よりハトかを投票で決めたいと思う。
第1回戦は
第1回の投票は締め切りました。 たくさんの投票ありがとうございました
結果は次のページにて