駐車場の入り口がわからず右往左往してしまう、それも目的の建物が目の前にあるにも関わらず…という状況は、車を運転している人なら誰しも経験あるかと思う。
また、入り口がみつかっても、どうやって入ったらいいか一瞬頭を悩ます駐車場もある。
例えばこんなやつだ。
(text by T・斎藤)
これはないだろう
そこが駐車場であることを示す「Pマーク」はたしかにある。が、左の拡大図を見ていただくとわかると思うが、矢印が上を向いているのだ。
ここが駐車場の入り口??
…OK、わかった。
とにかくやってみよう。
トマソン現象?
コレ、一見、どう見たってトマソン物件である。
が、これがなんと、トマソン現象ではなく、ちゃんと駐車場として機能しているのだ。
こうなっている
近くまで行ってみると、このようになっている。
そして、こうなる。
ジャンプ不要
以下、この駐車場の正しい使い方である。
操作は、車の窓を開けて、リフトの手すりについているボタンを押す。
という具合に車を入れる。
ファンファーレが鳴り、次のステージへ。 (進みません)
という感じで…
以前にも、「秘密基地気分が味わえる立体駐車場」というのを紹介したことがあるが、坂が多く平地面積の少ない長崎の市街地では、こんな感じで、駐車場においても独自の工夫が盛り込まれていたりする。
ちなみに今回紹介したのは、こちらのホテルの駐車場。
●長崎シティホテル アネックス3
私も一度泊まったことがありますが、部屋が広くて快適でした。アクロバティックじゃない普通の平置きの駐車スペースもあります。(ホームページ)