準備段階でサバイバルははじまっている
伊藤先生のレクチャーを受けつつ、一同サバメシの準備にとりかかる。
缶に風通し穴をあけるときに使う「ひながた」も用意してあり準備周到。 あとで知ったことだが、こちらのテンプレートは、「国際サバメシ研究会」のものを拝借していたようだ。災害と家族の安全に少しでも関心を持っていただきたいという主旨のもと開設している大変役立つサイトだ。
※左上は熱心に指導にはげむ伊藤さん
学校でも家でも川原でも……
また罵声が飛び交うところだったが、 「カニだーカニー!」 と騒いでいるので、 「豚汁のダシにしよう」 としばし見守ることに。
サバイバルメシ、いよいよスタートです
燃料も燃え尽き、いいお焦げの匂いも漂ってきた。 そろそろみんながフタをあけようとしているころ、まだまだ缶を仰いだりライターをバシバシやっている2名がいた。
最後まで苦戦していたのは伊藤家ヒロシと土屋家オン。 牛乳パックを入れるのがめんどうになり、マンガを破いて燃やす反則ワザにでている。
災害時というよりも、路上生活者になる可能性も高いこの二人。一番サバメシ術を身につかせなければならないのにこのザマだ。
急遽ルールを追加した。 やっと缶にも彼らにも火がついたようだ。