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ロマンの木曜日
 
サバイバルメシ炊くべし

準備段階でサバイバルははじまっている

伊藤先生のレクチャーを受けつつ、一同サバメシの準備にとりかかる。

缶に風通し穴をあけるときに使う「ひながた」も用意してあり準備周到。
あとで知ったことだが、こちらのテンプレートは、「国際サバメシ研究会」のものを拝借していたようだ。災害と家族の安全に少しでも関心を持っていただきたいという主旨のもと開設している大変役立つサイトだ。

 

 

※左上は熱心に指導にはげむ伊藤さん

 

牛乳パック3本を1cm幅の短冊状にして1人分の燃料に。最後まで切らないいいアイデアを思いつくオン友人K。
350ml缶×2の中身を飲み干しカラにする。2本目はけっこう辛いのでこのお茶で炊くことにした。
上部をあける。そうだ、今の子どもたちは缶切りを使う機会が少ないことを痛感。悪戦苦闘。
風を通す空気穴を4カ所あける。強すぎると缶が潰れてしまうので注意。

 

学校でも家でも川原でも……


すぐサボる少年たち

また罵声が飛び交うところだったが、
「カニだーカニー!」
と騒いでいるので、
「豚汁のダシにしよう」
としばし見守ることに。


変なハサミ虫。直後に息子の皮フを噛んで逃走をはかる

 

サバイバルメシ、いよいよスタートです


中身を入れます。水で炊く人、お茶で炊く人。
燃料を投下。
缶を重ねて……次々に燃やしていくこと25分
燃料が切れたらおしまい。上部の缶を逆さまにして蒸す

自分のことは自分で!5才児の伊藤家三男も大奮闘だ。

 

燃料も燃え尽き、いいお焦げの匂いも漂ってきた。 そろそろみんながフタをあけようとしているころ、まだまだ缶を仰いだりライターをバシバシやっている2名がいた。

 

やっぱりか。やっぱり貴様らか。

 

最後まで苦戦していたのは伊藤家ヒロシと土屋家オン。
牛乳パックを入れるのがめんどうになり、マンガを破いて燃やす反則ワザにでている。

災害時というよりも、路上生活者になる可能性も高いこの二人。一番サバメシ術を身につかせなければならないのにこのザマだ。

  • 責任を持って最後まで食べること。
  • 人のものはもらわないこと。

急遽ルールを追加した。
やっと缶にも彼らにも火がついたようだ。


 

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