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フェティッシュの火曜日
 
あらゆる物を、無意味に透明なオブジェに


いつか、フィギュアを作ってみたい。そう思っていた。

制作の対象となるような、好きなアニメとか、そういったものは特になく、ただ漠然と、「型を起こして材料を流し込んで、複製がどんどん作れる」、そういった工程を、ぜひぜひやってみたいと、長らく願っていたのだ。

そしてとうとう、そのためのキットを買ってしまったのだ! 「!」をつけても読者には何のことやら、ってな感じだろうが、私には「!」なことなのだ。さっそく記事にして、興奮をわかちあわせていただきたい。

どうせならと、透明なオブジェの作れる材料を買ってきた。透明でありえないようなものを透明にして、わーわーきゃーきゃー言ってみたい。

乙幡 啓子

神の視点

「モノをガラスに変えてしまう」。そういう視点で作業したいと考えている。まるで銀河鉄道999に出てくる星のように、透明な体をモノに与えるのだ。気持ちがいい。

東急ハンズで、ひととおりのものをそろえる。シリコン型制作用材料、店員さんいわく「すぐかたまって初心者には適しています」という注型用ウレタン樹脂(キャストという。これが型の中に注がれる。買ったのは無色透明になるタイプのもの)、そして型から難なく剥がせるようにするために塗る離型剤だ。


またこういうものが家に増えた。

さて、型をとる元のオブジェクトを考えよう。透明になったところを見たい、それが基準だ。あと、型から剥がしやすそうなもの。

ペットボトルのフタ。
家の前に落ちてた石。
使わなくなったケータイ。
つまようじ。型に流し込めるかどうかは微妙。
えんぴつ。最後に使ったのはいつの日か。
賞味期限切れのコーヒー豆。

以上のラインナップでお送りいたします。

 

失敗を恐れず、とにかく始めよう

こういう型取りは私は初心者なので、店員さんやネットからの情報を総合して、慎重に、かつ「だいたいこんな感じ?」というやり方でまいりたいと思います。


1) 粘土に、単純なフォルムのほうを半分だけ埋め込む。

2) 囲いをする。適度に厚い紙があったのでそれでいっちゃいました。

3) ペンのおしり等で、あまった土地にくぼみをつける。

1)はなぜかというと、最初にシリコンでメス型をとるほうに、入り組んだ面を持ってくれば、作業中に型から外れることもないそうだ。

3)は、できあがった2つの型をぴったり合わせて中に材料を流し込む際、ずれにくくするための手がかりができるというわけである。

こんなもんか?これくらいでいいのか?と自問自答しながらも、型をとる対象が対象だけに、気負いなく進んでいく。


 

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