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フェティッシュの火曜日
 
逆ズームに挑戦


真剣な顔が変な顔

カメラを被写体から遠ざけながらズームインさせるという撮影技法がある。逆ズームというこの方法はダイナミックな映像効果を生み出すんですが、以前から自分の手でも撮影してみたいと思っていたので、思い切ってやってみることにしました。

果たして専門的な撮影機材がなくても撮影することができるのか、試行錯誤の記録です。

荒原べんぞう



逆ズームって何?

ドラマや映画を観ていて、被写体の大きさは変わらないのに背景の大きさがぐんぐん変わる映像を観たことはありませんか?元々はヒッチコックが『めまい』という映画の中ではじめて使った手法で、被写体から遠ざかりながらズームインすることでダイナミックな映像を作り出します。

僕は小さい頃からそういう映像が気になってて、ドラマとかで見かける度にいつも気になっていました。今まではなんか気になるなぁ程度のものだったんですが、最近観た『インサイドマン』という映画の中で使われているのを観て、さらにテレビで深夜に放送している『ライオン丸G』というドラマの中でも使われているのを観たりして、いよいよ自分でもやってみたくなったわけです。

 

とりあえずやってみる

僕の持ってるデジカメは動画を撮ることもできるんですが、動画の撮影中はズーム機能を使うことができませんでした。ですので、今回は実家にあったビデオカメラを使って撮影することにしました。

あとは撮影対象が必要なんですが、とくに宛てはありません。まぁとりあえず外に出てみれば何かあるだろうと思って、無計画で駅前にやってきました。

 
なんか撮影させろ
 

駅前で何か撮影できそうなものはないか物色してみたところ、なにやら非常に気になるものをみつけてしまいました。

 
なぜか全裸
 

銅像には服を着せてはいけないというような決まりでもあるんでしょうか。とにかく、この銅像も予想を裏切らず裸です。アンド、何か引っ張ってます。見方によってはものすごく卑猥に見ることもできます。いや、しないですけど、そういうふうにも見れるという話です。

あーだこーだ言ってますが、僕がこの銅像に心を惹かれてしまっているからこそいろいろ言いたくなるのでしょう。もうこうなったら被写体はこの銅像で決まりです。

さっそく撮影してみた結果をどうぞ。


 
銅像の大きさはそれほど変わっていないのに、背景が遠ざかっていってるのがお分かりでしょうか?ブレまくっててわかりにくいですよね。

最初、遠ざかりながらズームインする方法で撮影していたのですが、後ろ向きに歩くと誰かにぶつかりそうになったりして危険なのですぐに止めました。ですので、この動画は近づきながらズームアウトして撮影したものです。

普通はカメラを台車みたいなのに乗せたりして、しかもその台車にはレールを引いて揺れを最小にするなどして撮影しなければいけないと思うんです。しかし、僕にはそんな機材など用意できるわけもなく、フリーハンドで撮影したために画面が揺れまくってしまっています。

きっと、この揺れをいかに小さくするかがキーポイントになるはずです。とにかく、駅前は人通りが多すぎて撮影しにくいです。公園に移動して再チャレンジしてみることにします。

 

助っ人登場

一人で撮影するのはあまりにも大変だったので、助っ人を呼ぶことにしました。僕の弟です。

 
なぜかGLAYみたいなポーズ
 
弟は大学で映像学科という学科に通っていて、撮影技術などを勉強したりしているそうです。ですので、今回の試みではきっと役に立ってくれるはずです。そういう期待をもって呼んでみました。

場所も公園に移動し、しかも人気がない場所を確保することにも成功しました。今回は、カメラを弟に任せて、僕が役者兼監督として撮影することにしました。

何回か試行錯誤してみた結果をどうぞ。


 

どうでしょう。銅像のときよりはわかりやすくなったんではないでしょうか。僕がゆっくり大きくなっているのに対し、背景は逆に遠ざかっています。これが普通のズームなら被写体の僕とともに背景も近づいてくるはずです。

しかし、やっぱりブレを小さく抑えることが難しく、動画中でも画面がブレまくってしまっています。どうにかしてこのブレを抑えることは出来ないだろうか、そうやって弟とうんうん唸りながらあれこれ考えていたら、いいアイデアを思いつきました。

・・・エスカレーターに乗ればいいんじゃない?


 

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