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はっけんの水曜日
 
日ハム優勝、そのときハム工場は

ハム工場のシンボル、牛(の張りぼて)。

そのときハム工場は

ではハム工場はどうなっているのだろうか。日本ハムが優勝を決めた次の日、沖縄にあるハム工場へ工場見学させてください、と電話をかけてみた。

観光バスが次々と横付けしていました。

すると電話に出た担当の人に「申し訳ありませんが個人での見学は受け付けておりません」と断られてしまった。ハム、冷たい。そこをなんとかなりませんか、と食い下がると、お一人でしたらどこかの団体の見学に勝手にひっついて見てもらっちゃってかまいません、と。厳しい割りにアバウトな感じでほっとした。早速工場へと急いだ。

工場なのに人がうじゃうじゃ。

ハム工場の前には工場見学の順番を待つ団体がいくつも集まってきていた。これはやはり昨日日ハムが優勝したからだろうか。南の端の沖縄にさえたった一晩でその波がやってくるのだ。

空前のハムブームを目の当たりにして少し戸惑いつつも、僕も県内から来ていた某会社の旅行グループにひっついて工場内へと進んだ。

とにかくすごい人で。
説明がぜんぜん聞こえません。

 

工場の見学ルートはとにかくたくさんの人がいた。先頭で係りの方がなにか説明をしてくれているのだけれど、僕は一応気を使って最後尾にひっついていたのでぜんぜん聞こえなかった。係りの方はものすごく忙しそうだったのだが、見学を終えた後で少しだけお話を伺うことができた。

この混みようはやはり昨日日ハムが優勝したからでしょうか
「いや、関係ないと思います。たまたま小学校の社会見学とか会社の慰安旅行だとかが重なったもので。」

それではいつもはもっと静かなのですか
「いくつかの団体が重なると非常に込み合います。ですが今日は午後からは予定も入っていないので、落ち着くと思いますよ。」

とくに日ハムが優勝したから、というわけではなかった。よく見るとここは「沖縄ハム」という会社の工場だ、日本ハムではない。ハムならなんでもいい、ってわけじゃないのだ。

 

ソーセージ好きには夢の国だ。

ソーセージができるまで

見学者たちのフィーバーぶりをよそに、工場の中では作業員の方々が黙々とハムやソーセージを作っていた。せっかくなのでソーセージのできる過程を追ってみましょう。

1、整形
骨などを取り除きます

2、味付け
ピックルインジェクターという機械を使って肉に味付けをします

3、腸詰
豚や牛や羊の腸に詰めてちょうどいい長さにカットします。

4、スモーク
桜チップで燻します

どこかの国のことわざでソーセージと法律は作る過程を見ないほうがいい、みたいなのがあったと思うけど、この工場はとてもシステマチックに、そしてとても清潔に作業がなされていて、その作成過程を見てもやっぱりソーセージが食べたくなりました。

予想通りでした

ということで沖縄では見事に日ハムの優勝は棚上げにされていました。まあ予想通りといえばそれまでですが、あまりのスルーっぷりに中日ファンとしても少し後ろめたいものを感じたほどです。

でもよく考えたら優勝しなけりゃセールしてはいけないなんて決まりもないはず。社長がヤクルト好きならばヤクルト応援感謝セール、とか自由にやってもいいのだ。そう思ったら心が軽くなりました。

これが腸。ソーセージの皮。

 

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