まずは肩慣らし
武蔵境駅は投稿時のいい香りがなくなってしまっていたようだ。強い香りは感じられなかった。推薦者コメントの「お○っこ」はもしかしたら「おみっこ」や「おへっこ」などの私たちの知らない何かだったのかもしれない。
しかしこのわずかな匂いを嗅ぎ取る作業を通じて、ツアー参加者はにおいの味わい方を習得できる。ツアーを始めるにあたって、この物件からスタートしたのは正解だったかもしれない。
エレベーターは乗り込む瞬間が勝負だ。かすかな匂いの際はその瞬間を逃すと、鼻はすぐに慣れて、匂いはわからなくなってしまう。一瞬のタイミングに、微妙な匂いを嗅ぎ逃がしてはならないのだ。 |