■ついに干し肉が目の前に現れた
肉購入から1ヶ月半の時を経て、ついに干し肉が完成した。食べたいと思い憧れたあの日から15年、作り始めて90日、大変なスローフードだ。ロハス。
単に皿に並べただけなのに胸が高鳴る。まるで(ゲームとかの)王宮のご馳走だ。
波打つ豚バラ肉は水分が抜かれ、すっかり干し肉となった。脂肪と浮き出た塩で全体的に白っぽい。
ささみの横にあるのはスライスせずに干した豚バラ肉の塊だ。脂肪が実に美味そうに白い。
ささみは脂肪がないので肉本来の色を残しつつ、ブルワーカーでトレーニングしてモテモテになったあいつみたいな色になった。なるほど、これならモテるのもうなずける。僕も惚れた。
いつまでも眺めていたいが、そもそも食べるために作ったのだ。では食べてみよう。
まずはそのまま丸かじり。 |