熱された鉄板の上に具とベースを流し乗せる。ジューッという音と立ち上るソースのにおいが香ばしい。そう、もともとソースで味をつけられているこのもんじゃ焼き、さらによくにおいを嗅ぐと、カレーのような香りも漂ってくる。
厨房、というよりも台所といった雰囲気だが、そちらに目を向けると大きなカレー粉の缶が置いてある。伊勢崎もんじゃでは定番の味付けらしいのだ。
程よく焦げてきたところで口に運ぶ。あつあつでうまい。
おいしそうでしょ、おいしそうだよね。どうしても見た的な部分では食べ物として課題のあるもんじゃ焼き、そのシズル感を出すべくがんばってみたのだがいかがだろうか。
●失望したり復活したりといそがしい
おいしくいただいた一軒目をあとにして市内を移動していると、やはりまたもんじゃのぼりを掲げる店があった。 |