■なかなか出現せず
看板の写真ばかりで恐縮だが、新大阪まで続けたい。
写真が見づらくて申し訳ない。スピー ドの出ている列車の窓から撮るのはなかなか難しいのだ。
しかし、写真に撮るのが難しいということは、普通の看板 と比べて、肉眼で見るのも難しいということだ。だから、新幹線乗客向け野立て看板は、大きく最小限の文字だけ、という作品が多い。いきおい、何の広告だか 分からないものが多い。「ステファニー」って何よ。アメリカのホームドラマに出てくる、主人公の妹役の名前あたりか。
ここまでの集計は以下のようなもの。
ZOJIRUSHIが追い上げ、ロー ズテクニーに迫ってきている。新規参入が目立ち、727は伸び悩んでいるようだ。えー、もっといっぱいあったように思ったんだけどなー、727。
な んでこんなに727に肩入れしてるのか自分でも分かりません。
■やっぱり727
し かし、やはり野立て看板の雄・727。この後名古屋までのあいだで追い上げてくる。エンジンかかってきた。
このあとも大漁の野立て攻勢。すべて写真に納めてはいるのだが、さすがに退屈だろうからすべては掲載するのはやめる。
だいたい先頭集団が見えてきた、野立 て看板レース。名古屋まででは以下のような感じだ。
ついに727が首位に立つ。4人のベテラン看板勢が強さを見せつけている。727、まだ安心できない。新規参入も盛んだ。
ちなみ「メロン」「ゆ」っていうのは以下のような作品。
メロンもこの「ゆ」もただの普通名詞だ。新幹線からはそれしか認識できない。広告として意味があるのか。いや、ある。野立て看板界をもり立てているのだ。