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はっけんの水曜日
 
コンタクトレンズはどこに落ちるのか

黙々とコンタクトレンズを飛ばす休日。
僕は元来暗い人間なのだ。

 

こういう小さな喜びが大好きだ。

大人の休日だ

黙々とコンタクトレンズを落とし、探してシールを貼っていく。これを左右50回ずつ繰り返す。某社のアンケート調査によると、僕と同世代の休日の過ごし方としては「テレビを見る」と「ショッピング」が上位を占めるらしい。今日は僕にとって休日なのだが、コンタクトを落としているのでテレビも見られないしショッピングにもいけない。だけど僕はこれで楽しい。続けよう。

やばい、本当にない。

たまに思った以上に遠くに飛んでいくことがある。そんなときは本気であせる。今回飛ばしているハードレンズは使い捨てではなく僕の普段使っているレギュラーレンズなのだ。片目15000円くらいしてる。こんな実験やっていて本当に無くしたら当分ふさぎこむだろう。

 

ズボン履いているのは一回ご飯を食べてきたからです。

小さな発見

回を重ねるごとになんとなくわかってきたことがある。

  • コンタクトレンズは落ちたと思っても顔のどこかに付いていることが多い

落ちた!と思って探そうと下を見たときに顔からはがれ、時間差でレンズが落ちていくことが多かった。この場合はほとんど足元に落ちる。

シールが増えるにつれ。
目が充血していく。

 

痛てえ。

あとひとつわかったこと

  • 目が痛くなる

最初は毎回水で洗ってから目に入れていたのだけれど、途中から面倒くさくなってそのまま入れはじめた。そうしたらやっぱり目が痛くなった。帰ったらアイボンだ。

分布図。

そして無事一度もなくさずに両目合わせて100回落とした。

結果、写真のような分布になった。思ったよりも遠くに飛んだ回数の少ないことがわかる。すべてがほぼ半径1メートル圏内におさまっている。それどころか8割以上の確立で50センチ圏内に落ちている。要するにすぐ足元にある、ということだ。

拡大。

飛ばし方に関しては、いつも外している方法Aの方が遠くまで飛んでいるようだった。方法Bではレンズが顔や服に付着するケースが何度か見られた。しかし全体的に見ると外し方は分布にさほど影響を与えていないようだ。面白いのは右目の方がより遠くに飛んでいるということ。僕は普段左目の方をよく落とすのだが、あまり落とさない右目を無理に飛ばすと遠くまで飛ぶのだ。

足に付いていました。
服にも二度ほど付着。

大結論

結論としてはコンタクトレンズを落としたらまず足元直下を探せ、ということだ。大丈夫、そんなに遠くに飛んではいない。あと顔に付いている場合もあるので鏡を見てみよう。こんな実験しなくっても足元から探すわよ、とか言わないでください。

コンタクトレンズの扱いはきれいな手で。

 
 
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