７・８月にはこんな誕生石を

さまざまな石を探してきたけれど、リアル石もあれば疑似石もある。そのシーズンに合わせた石をあげるのも一興。ということで、夏といえば熱い。熱いといえばこんな石でも７月生まれの妻にはさしあげてみようか。

ウッカリ壁にこすらせでもしたら火がつきそうで恐ろしくもあるが‥。今回は接着剤でムリヤリくっつけてますが、本気でタバコ好きな奥さんなら脱着式にすればいいかもしれない。

続いて８月。本来の誕生石はぺリドット、意味は「夫婦の幸福・和合」。こんなのがあるんだったら、全部結婚指輪はコレにしちゃえばいいのになぁ。ペリドット、そんな存在すらいままで知りませんでしたが。男の８割は宝石の知識は『女神転生』で学んでるんだ！そんなもんです。（違います）

ともかく、夫婦の幸福という意味なら家庭生活に最も重要な石を据えねばなるまい。家族にとって一番重要な石、それは‥

夫婦の一方が食事を作り、一方が包丁やハサミを研ぐ。理想的な関係を提案するこの誕生石。問題はつけたままだとひたすら生活しにくいことだ。

９月にはこんな誕生石を

とりあえず今回は半年分の誕生石を考えてみよう、ということでラスト９月。秋生まれの妻には落ち着いた場所のデートとそこでとれた石が似合うはず。ということで、９月生まれの彼女にあげる誕生石は、

墓石を削ってあげるつもりか！バチ当たりな！と思った人もいるでしょうが、そーです削ります！実は「削っていい墓石」があるお寺があるのです。しかも効能つき。それが上の写真、両国の回向院。

ここにある削っていいお墓というのがこちら。

時代劇でおなじみの鼠小僧、その義賊としての伝説については諸説あるようですが実在の盗賊であったのはホントで、こうしたお墓もちゃんとあるのです。実際の誕生石・サファイアの意味「誠実・徳望」というのも義賊にはマッチしてるし。

その墓についてですが、ギャンブル好きや受験生に効果があるという説があり、昔から墓を削って持ち帰る人が多かったのだとか。あまりに多いもので、写真手前にあるような「削る用の墓」がわざわざ建てられるくらい。

削り取り用はちゃんと柔らかめだ、と話を聞いていってたので、削り道具は持って行かなかったんですが、超カテー！指輪用にひとかけらというのも難しいなぁ、ノミでもちゃんと持ってこないと。でもバクチ上手になあれ、と削って財布の中にパラパラ石粉を蒔いて帰ってきました。９月の誕生石に認定はしますが、本気で削りとるよりはお参り限定くらいで。