皆さまはコンビニに行ったら何を見るだろう。
僕はまずは床だ。
そりゃ床しかないだろう。何を言っているんだ。床を見ればコンビニが分かる。
いきなり何を言い出すんだ、という奇異の目で見られているかもしれないが、まあ見れば分かるのだ。
というわけでコンビニ各社の床を調べてみた。
（梅田カズヒコ）
コンビニの床には系統がある
調べた結果コンビニの床には大きく分けて3つの系統があることがわかった。普段見慣れているコンビニの床にもいろいろあるのだ。
・つるつる系（セブン、サンクスなど） ・すべすべ系（ローソン、am/pmなど） ・ハナモゲラ系（ファミリーマート）
また、これとは別にα型、β型、Σ型という分けかたもできる。これらは人間のタイプの分け方に、理系・文系という分け型や、営業向き・クリエイティブ向きなどの分け方があるのと同じように、多面的なものだと言って良い。
ここでは3つの系統を順を追って説明していこう。
と、そのときである。
本当にこんなことを書くとは夢にも思わなかった。これから先の話は皆さんは信じないかもしれない。エイプリルフールとか言って、どうせウソだろう、と思われてしまうのが本当に悔しいのだが、河童が僕のそばを通りかかったのだ。通りかかった瞬間にシャッターを切ったのが下の写真である。
残念ながらあと一歩のところでカメラに収めることができなかったのだ。悔しい。河童を収めることができたら、デイリーポータルZではなく、東京スポーツ新聞とかSPA！とかに高値で写真を買ってもらうつもりだったが仕方ない。僕はカメラの性能と自分の腕を憎んだ。
しかし、河童は何か重要なものを落としていったのだ。いったいこれはなんなのか？ 河童の大事な所有物であることは分かるのだが、好奇心に負けて持って帰ってきた。
僕は、居ても経ってもいられず、河童についてネットで調べまくった。河童の落し物の正体は分からなかったが、日本で唯一、河童について熱心に研究している機関があることを知った。
こういうとき、ネットは本当に便利だ。
僕はコンビニの床の話をやめ『全日本未確認生物研究所』という研究所のある、茨城県つくばみらい市に向かった。
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