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フェティッシュの火曜日
 
電子部品で人形劇


電子部品などのメカメカしたパーツでマスコットを作っている人を、雑誌か新聞でみかけたことがある。やられた。無骨な部品からかわいいものができるのだ。

私も、うちにある電子部品で真似したくなりました。
といっても込み入ったものは作れませんで、簡単に仕上げてドラマ仕立てにしました。

乙幡 啓子

昔の記事であまった部品を

以前、無謀にも「テルミン」を自作したことがあり、その際にだいぶパーツがあまっていたはずだから、あれを使おう。押入れの奥の奥の奥から、材料を探し出す。


これがテルミンの基盤。よく作ったもんだ。

このように林立する抵抗類やコンデンサ。じっと見ていると、人のように思えてこないだろうか。


人のように思えてきたので、目を入れる。

修正液で白目を入れ、マッキー極細で黒目を入れていく。ひな祭りを間近に控えた人形職人になった気分だ。

 

あの大ヒットドラマを参考に

電子銀行頭取・ダイスケ(電解コンデンサ)は、その地位とはうらはらに、本妻ヤスコと愛人である執事アイコ(共にLED)を同居させ楽しむという、恥ずべき生活を送っていた。

そんなある日の晩餐。


「次男のギンペー様の披露宴、招待客は決まりまして?」

アイコ「ヤスコさまが何もお出来にならないから、迷惑しておりますのよ。」

ヤスコ「はあ、でもどなたをお呼びしたらいいのか、見当もつかなくて・・・」

ギンペー(LED)、葉巻(実は抵抗部品)をくゆらしながら「いいんですよ、どうせ形式だけの結婚なんですから」

そこへ、系列企業の専務である、長男テッペー(セラミックコンデンサ)が帰宅。


テッペー「アイコさん、あなたのような人には披露宴を遠慮願いたい。」
アイコ「まあ、何ですって。」

ダイスケ「テッペー、アイコの意見は私の意見だ。口出しするんじゃない。」

テッペー「なぜ僕には厳しいんです。お父さんは本当に僕のお父さんなんですか。」
ヤスコ「テッペーさん、やめて。」

テッペーの背後を見て驚愕するダイスケ。「ガビーン!」

そのテッペーの後ろには・・・

ダイスケの父、ケースケ(コンデンサ)の肖像画が。テッペーとうりふたつである。

テッペーの血筋に疑惑を抱き始めたダイスケ。その後のマンピョー家の運命は?!

あー、やってるほうは楽しかった。また今度は大河ドラマ、時代劇なんかも撮りたいね。

脅威の視聴率をたたきだしたあの華麗なドラマも、配役にコンデンサとか起用すれば、舞台セットはこんな規模で済むのだ。


 
 
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