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ひらめきの月曜日
 
「焼肉のたれ 宮殿」は本当に宮殿で作ってるって言うけど本当か?

お待ちかね、宮殿工場へ

係の人と我がデイリーポータルZチームはいよいよ宮殿工場を見学することになった。ドキドキしてきた。この宮殿のために僕らは何百キロも離れた地からやってきたのだ。そして……


なんじゃこりゃー!!

と、言うわけで、「ホントに宮殿で作っています」という話はほんとにほんとだった。

去年の春に完成したとあって、本当にきれい。僕は新築の宮殿というのを始めて目の当たりにしました。宮殿と言えば普通は古いものだから。工場の敷地面積は7万6千平方メートル、約85億円を使い完成したそうです。 


85億か、すげぇ

工場内部へ

工場の中は撮影禁止になっているので見られないので、係の方と僕らの会話を日本食研のブランド、晩餐館シリーズのキャラクターのバンコと共にお届けします。

日本食研の担当者(以下N)「ここは最新式の自動倉庫ですね」
梅田「うわー、でかいですね。外は宮殿なのに、中を見ると普通の工場ですね」
N「ええ。そうなんです」

N「ここは液体用調味料の生産ラインですね」
梅田「この中で焼肉のたれ 宮殿なんかができるわけですよね。調味料の配分なんか教えてくださいよ」
N「それは企業秘密ですね」


工場の前にあった「バンコ」の像

N「ここは世界の王室が利用している商品を展示しているコーナーです」
梅田「すごいですねー。食器類とかこんなに揃ってるものなんですね。さすが宮殿工場。ところで、なんで工場を宮殿にしようと思ったんですか」
N「“世界の食文化の開拓者となる”が、当社のスローガンです、つまり、世界の
味・食文化を世界中の消費者の皆様へ発信、提供していくシンボル的な存在としてこ
の工場を建設しました。」
梅田「なるほど。なんとなく分かる気がします。社長はかなりのアイデアマンみたいですが、最初から調味料の分野を開拓したかったんですか?」
N「それがそうではなくて、最初はハムの製造を行いたかったようです。今ではハムも作っておりますが、ハムは設備投資にお金がかかるそうなんですよ。だから、ハムに使用する調味料を作り出したわけです」
梅田「なるほど。ハムを断念したおかげで今があるわけですね。そう考えると何が実を結ぶか分かりませんね」


社長とバンコの像

その後工場見学は30分ほどで終わり、おみやげコーナーでお土産を鑑賞した我々。工場は通常の工場見学にくわえ、世界の調味料が展示されているコーナーがあったりと、博物館的な色合いもあります。一見の価値はあると思うので皆さんも四国に遊びに行かれた際は見学に行ってみてはいかがでしょうか。ちなみに工場内部の撮影はできませんでしたが、あとで工場の内部を撮影した写真を何枚かいただけました。

 

工場の中はこんな感じでした。


粉体無人投入機。原材料をまぜてさまざまな調味料を作っていきます。

業務用製品のハンディボトルを製造中。

焙煎にんにくも作られていました。

日本食研の方々、お世話になりました。それにしても本当に美しいな。

庭園も管理が行き届いていてきれいでした。いやはや、すごい工場だ。

取材後記

工場の感想をひとことで言うなら、夢の中のようだった。
妙にはっきりとした夢を見たようだった。
宮殿も、本社の馬鹿でかいエントランスも、抜けるように晴れた取材日和も、今治もみんなみんなウソだったんじゃないか。

工場のそばには地中海かと思えるぐらいきれいな海があって、思ったより早く取材の終わった僕らは海岸で一休みしていた。林さんと、斉藤さんと僕と藤原君。年齢も職種も違う男4人が最後に海にたどり着いた。単館映画のラストみたいな雰囲気。

その写真を最後に使いたかったのだが、撮ったはずのカメラに画像が残っていない。やっぱりあれは夢だったんじゃないか。そういえば海で藤原君が自分の親指と会話していた。やっぱりあれは夢だ、きっと。そうに違いない。


 
 
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