本邦初公開!! これが饒舌になったIKEAの説明書だ!!
「よし、 じゃぁ棚 作るか」
「って なんかオレ最近 棚ばっかり作ってないか?」
「今週もう 棚 3つめだよ 3つめ」
「なんかもう気づくと 棚 組み立ててるような気がするよ」
「… こんな 棚ばっか作ってていいのかなぁ」
「そのおかげでず〜っと 地に屈しているんで、
よし、 じゃぁとりあえず たまにはちょっと 立ってみよっかなぁ」
「よし じゃぁ立つか」
「よっこら」
「しょっ、と」
「…」
「ふぅ」
「おぉ
やっぱり 立ってみると 見える景色が違うなぁ」
「やっぱ 棚ばっか作ってたら ダメだな」
「ふぅ…」
「……」
「ゲッツ!!」
「って 立ってたら ついやっちゃったよ」
「っていうか 今さらゲッツて」
「はぁ…」
「やっぱりオレは いつもの棚作りに 戻るか…」
「でも いいのかなぁ」
まったくシゴトもしないで こんな 棚ばっかり作ってて」
「これじゃ ニートはニートでも、
ただのニートを通り越して もはや 棚ニートだよ」
「そろそろオレも ニート 卒業しなきゃなぁ…」
「でも俺にできるシゴトって いったい何なんだろう…」
「…会社員?」
「…Jリーガー?」
「…勇者?」
「って 勇者ってなんやねん! ドラクエかっつーの!」
「…って やべぇオレ 一人ノリつっこみしちゃってるよ
どこまで ロンリネスやねん」
「あぁ…
やっぱりまた 棚つくるか」
「…ん?」
「そういや この 接続用に使う 細長いネジって、
勇者の武器としては 丁度いいかもなぁ
たとえば…」
「こんな感じで?」
「…あ、」
「それにこの 側面に使う 板状の木材、
勇者の盾に ちょうどいいかもなぁ
「ってこれ 何やねん。 どれだけ弱そうやねん」
「こんなんじゃ スライムにも惨敗やで」
「しかしそれにしても なんでこんな 貧弱なんやろ」
「あ、 さては 鎧が ないからじゃないのか
やっぱり勇者たるもの 立派な鎧が必要なはず…」
「よし、 じゃぁいっちょ 鎧もなんとかしてやろやないか」
「いま作ってる この棚で!!」
「そうと決まれば話は早いで!
おりゃ〜 一気に作ったる!
いくぜ!」
「よしよし できてきたで!
あとちょっとで 勇者になれる!!」
「よっしゃ
一気にできたでぇ!!」
「よしじゃぁ 最後に 完成したコレを 鎧として装備や!」
「これで 棚ニートから転職した
勇者オレの 誕生や!!!」
「それが
これだ!!」
「どうだ!!」
「やっぱりオレは おとなしく 棚ニートでいるか」
Fin.
というわけで彼はまた 無口で黙々と 棚を作り続けることになったのでした
めでたし めでたし。
以上 そんな 無口説明書でした。
はい。
というわけで いかがでしたでしょうか 今週の 「IKEA萌え〜」
というわけで みなさんもぜひ 最寄りの IKEAに 大至急 行ってみていただけたらと 思います。
お忙しいところ恐縮ですが どうぞよろしくおねがいいたします ではまた失礼いたします。