ひとつの完成形
もちろん上の写真もF1ではない。3人による形態模写なのだ。わからない人は、よく見て欲しい。ここはサーキットではなく公園だし、ドライバーも眼鏡をかけている。しかしこれはどこからどう見てもF1だ。ノーズにフロントウィング、リアウィングに車体のボリューム、流線型、そしてドライバーの頭。すべて不足なく表現された、完全なF1。近くで鳴いているカラスの声すらもTスクエアに聞こえる。
さて、これが人間のF1化のひとつの究極の形であることは間違いない。写実的な形態模写としては完成形といえるだろう。しかし問題はこのF1に必要な人間が3人であるということだ。
本当に心からF1になった喜びをかみしめるためには、やはりひとりでF1になる必要がある。とにかく今ので自信はついた。次はF1と1対1で向き合うのだ。 |