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ひらめきの月曜日
 
タモリのカレーを食べた、作った

いよいよカレーが目の前に

予定から遅れること約1時間。空腹もピークを過ぎ、モニターに映るカレーの鍋を見ただけで、ため息しか出ない状態になってきた。

腹が減りすぎて、話す元気もない。


若干、やつれましたか。

…と、そこへ、ついにタモリさんの「完成〜!」という声がかかった。

どこからともなくワーッと拍手と歓声が起こる。やっと、やっとあのカレーが食べられる!


いやーもう、空腹も限界ですわ
こちらはカレーと一緒に食するマッシュポテト

ここでもタモさんは「まずは記者の皆さんへ」とやって来て、代表者1名にカレーを食べさせていた。その様子を見てニコニコと「どう?」と聞くタモリさん。

ああ、私が代表にならなくて良かった。あんな至近距離で食べることになったら、たぶんカレーが食道に入ったりなんかして、周囲に迷惑をかけたことだろう。

「おいしいです」と言う代表者の発言に満足したのか、タモリさんはスーツに着替えて8Fのステージへと移動していった。万雷の拍手で見送る4Fの私たち。

ちょっと後光が差して見えたような気がした。


ゴハンとマッシュポテトを同じ皿に盛ったら、そこにカレーをかけます。
そりゃ顔もニヤけますよ。
鶏肉が繊維状になるまで煮込まれたカレー
うれしくて、とにかく激写

「よーく混ぜてから食べること。混ぜないヤツは死刑」というタモリさんの言いつけを守り、とにかく、ぐっちゃぐちゃにカレーとゴハンを混ぜ合わせる。

ちなみにカレーとポテトを別にする食べ方は「ルーに煮溶けたジャガイモが許せない」との思いから、あるお店のアイデアを参考に編み出した方法なのだそう。


「父と子と聖霊、三位一体になるまで混ぜること」とのことです。あと「気取るな!」とも言ってました
全員にカレーが行き渡るのを待ちます。なるべく手元のカレーを見ないようにするのが冷静さを保つポイント。

8Fにタモリさんが戻るのを待って、全員一斉に食べ始めるという段取りらしかった。

それを知らされてなかったタモさんは、着くなり「えっ、まだ食べてないの!? 冷めちゃうのに」と驚いていたが、それが作る人の正直な感想だろうな、と思った。

でも、せっかくここまで皆で頑張ったイベントなのだ。スタッフもお客さんも全員一緒に食べたいという気持ちも痛いほど分かる。

というわけで、やっとタモさんから「いただきます」の号令がかかった。


わー! いただきまーす!

最初は「まろやかと言うか、なんだか輪郭がハッキリしないな…、冷めちゃったからかな」と思っていたのだが、食べ進めるうちに「…ん? あれ、おいしい!」と味に変化が感じられた。


…お、おおおお?

「これは食べた瞬間においしい、と思うようなカレーじゃない」とタモリさん。はい、まったくその通りです。

「なんでもそう。10口目くらいから徐々に美味しく感じられるようじゃないと、飽きちゃうから」とも。いやぁ、まったくおっしゃる通り。

確かに、このまま延々と食べ続けたくなるような、そんな優しい味のカレーだった。スパイスが前面に出るような刺激的なものじゃなく、その場にいた全員がおいしく食べられるような、そんなカレー。

「辛いのが好きなら、ここにいくらでも辛みを足せばいい」とのことで、これは基本中の基本のカレーなのだろう。東京カリー番長の方々も「これは家庭で作る最強のカレーです」と絶賛していた。

 

さて、いきなり別企画です

タモリさんのカレーをごちそうになってから何日も経ってしまった。興味のある方は、もうとっくに他の方が書いた記事なりブログなりをお読みになったことだろうと思う。

そんなわけで、私にはもう何も書くべきことがありません。すごくいいイベントだったということ以外、伝えたいこともありません。本当に満足です。ありがとうございました。夢が叶いました。

というわけで、ここからは私が日頃お世話になっている皆さんにタモリさんのカレーを食べてもらおう、という別企画をスタートさせようと思う。

題して「タモさんのカレーを再現する会」だ。


 

 
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