先日のゴールデンウイーク企画に「東中野は工事中」という記事を書いたのだが、「一番最後の写真に人の顔のようなものが見える」と、とある友人からメールがあった。 確認してみるとなるほど、確かにそう見えなくもない。 心霊写真だろうか。 気になるので、実際はどうなのか確かめた。
(工藤 考浩)
アンチオカルトですが
僕はいわゆるオカルト的なものはあまり信じない。 テレビの霊能力者と呼ばれる人が出てくるような番組も楽しいとは思えないし、ましてや心霊写真なんて、たまたま光の具合か何かでそう見えているだけだと思っている。 けれど、指摘された写真を見てみると、たしかにガードレールの支柱に着いたサビが、顔のように見えなくもない。いや見える気がする。 写真を編集しているときはまったく気付かなかったし、撮影の際も何も気にならなかった。
科学的に確かめよう
うーん、なんとなく気味が悪い感じがする。 ただ単にサビの具合がたまたま顔の形に似ているだけだと思いたいが、しかし、撮影場所が交通量の多い幹線道路である。 もしや、交通事故で亡くなった人の…などという思いがよぎる。 まさか、とは思うが、このままでは根拠のない疑念がそのまま残ってしまう。 それは消しておきたい。 撮影場所周辺で交通死亡事故がなかったかどうか、警察署に行って聞いてみよう。