図書館で資料をあたる
地域の図書館に行けば、行政の資料などがあるだろうから、工事現場での事故に関して何か手がかりがつかめるかもしれない。 そう思い図書館で該当しそうな資料を探した。
調査は難航
あらゆる資料に目を通したが(それはうそだが)、作業中の事故に関する資料は見当たらなかった。 このままでは、亡くなった作業員の霊だという可能性を否定できない。
新聞記事のデータベースで調査
このままでは、心霊写真ではないということが証明できない。 そこで最終手段、インターネットを利用して作業中の死亡事故がなかったかどうかを調べよう。 幸いなことに、過去の新聞記事を横断検索できるサービスがある。
やはり、死亡事故は起こっていない
「中野区東中野 事故 死亡」などのキーワードで検索を試み、該当する可能性のありそうな新聞記事をひと通り読んでみたが、撮影場所の工事現場での死亡事故を伝える記事はなかった。 死亡事故が起きていて新聞記事にならないとは考えにくいので、この場所での死亡事故はなかったと判断してよいだろう。 これで、一般的に思い浮かぶ「…の霊?」という疑念は否定できた。
これで安心して確かめにいける
この写真が心霊写真かただのサビの模様なのか、一番簡単に確かめる方法は、実際にいって見てみることだ。 もちろんそれはわかっていたのだが、でもでもでも、確かめにいって、写真のガードレールの支柱が、もしも万が一、白い普通の支柱だったら、それは、とっても、ものすごく、怖いではないか。 だからあらかじめ、これは霊ではない、心霊写真なんかじゃないと自分に言い聞かせるために、あれこれいろいろ調べたのだ。