いきなり弱音で申し訳ないが、だるい。人生って結構だるい。 歩くのがめんどう、昨日飲みすぎた、重力が強すぎる、家でゆっくりしたい、などなど、だるい理由はいろいろある。 家にいてもだるいのに、外出とか、たまらなくだるい。そのせいで休日も家にこもりがちだ。 でも、ポテトチップスがなくなったときなど、どうしても家を出なければいけないときもある。でもだりーなー。だりーだりー。なんとかならんかなー。
(text by ざんはわ)
外出るのだるいしー
なぜ外に出るとだるいかというと、くつろげる場所がないからだ。寝転がってテレビ見ながらポテトチップスかじっておならプープーする場所は、外にはない。これはだるい。だりーよー。だりーし、たりー。漢字とかだりー。めんどくせー。グダグダー。デロー。おっと、よだれー。めんどくせーからそのままー。そとでたせいでだらだらできないのとかいやなんすよねーやなんすよ、もうほんといっしょうだらだらしたい。
はっ
だらだらしすぎてすっかり全部ひらがなになってしまったが、まてよ。本当に外にはくつろげる場所がないのだろうか。先入観でだるがっているだけで、がんばれば外でもくつろげるのかもしれない。むむむ。やってみるか。外でくつろぐためなら元気もわいてきた、ヤー!人間、気力だ!
さあ、町へ
座布団ふたつを抱えて、町へ出た。町には人も多いし、でっぱりやガタガタも多くて、あまりくつろげそうにない。早くもちょっとだるくなってきた。はたして、無事にくつろぐことはできるのか?ここから先はスライドでご覧ください。
くつろげた
人間やればできる。でっぱりがあったって、ガタガタしていたって、本気になればどこだってくつろげるのだ。これで恐れることなく外出もできるだろう。 外出を嫌がらず、外では鯨の背中やベンチの下、公園の遊具や消火栓などくつろげそうなものは全部利用してくつろぎたおす。立派な大人だ。そんな立派な大人に、今日は一歩近づけた。