どんだけぇー!
いや、茶化すのはよそう。でも、はっきり言ってどう感嘆していいかわからない。いや、すごいんだ、すごいんだけど、もう何だかいろいろ取り越して、笑うしかない。
人は、本当にすごいものに遭遇したとき、笑ってしまうのではないだろうか。
太宰治も言っていた、絶対の信頼対象を目の前にしたとき、人は笑い出す、だったかな?
作者は保坂俊彦さん。東京芸術大学在学中に砂像制作を始めて10年。日本はもとより海外でも活躍している、この道の第一人者だ。彫刻を本業にされていると聞けば、この像の出来にも納得である。
今回は、新潟県柏崎市で行われた「柏崎 風の陣」というお祭りでの砂像制作の現場にお邪魔することができた。次のページから実際の工程をご覧頂こう。 |