デカ盛りは心の壁も打ち破るらしい
カレーが登場してしばらくの間、撮影会となり、僕が頼んだカレーに対し他のお客さんも「写真撮っていいですか?」と僕に声をかけてきた。デカ盛りは赤の他人の心もつかむのだろうか。
ご飯がユーラシア大陸みたいに見えた
15分のチャレンジタイムが始まった。今回は撮影はカメラマンに任せたので僕はただただ一心不乱に食べるだけだ。
有名人が「カレーライスは飲み物だ」というようなことを言っているが、あれは半分ぐらい当たっていて、スープ状なので勢いに任せて口にすることが出来る。開始から5分ぐらいはいいペースでばくばく食べることができた。
カレーを見つめながらばくばく食べていたら、食べても食べても崩れないご飯が世界地図の中のユーラシア大陸みたいに大きく見えた。
ルーの大海は少しずつ減ってきてはいるが、ご飯の大陸がびくともしない。そしてその上に乗っかったとろカツはいわばヒマラヤ山脈みたいなものか。こんなにも目の前のご飯が大きく感じたのは初めてだった。大きく感じた、というか実際大きかったが。
とろカツの味は?
とろカツとは、豚肉のばら肉をいったん煮込んで、とろとろの状態にしてから揚げたものを指すようだ。チキンのようにさくさくと切れる。なんだこれは? 不思議な食感だ。薄い味付けもカレーと合わさったときに非常にいい味を出している。
対するルーのほうは期待を裏切らないノーマルな味わい。ちょっと辛めの味付けが嬉しい。付け合せは福神漬けのみだったが、らっきょうとか、高菜とか、いろいろあったら嬉しかった。
でも、この量(3人前)だったら1,650円でも安いと思った。 |