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ひらめきの月曜日
 
朝まで川原でウナギ釣りをしていて起こる事

00:00 中型が釣れた

日付が変わった頃になり、ようやく蒲焼きサイズの中型ウナギが釣れた。

早く帰らなくてよかった。


これなら食べられそう。って見えませんね。

 

00:10 大型のアタリがきた

中型を釣ってすぐ、竿が思い切り曲がる強いアタリがあった。

急いで竿を持ってリールを巻くと、明らかに今日一番の大物。70センチオーバー、あるいは憧れの80センチオーバーのウナギと思われるヒキだ。

竿を立てて慎重に巻き上げていたのだが、ふっと糸のテンションがなくなった。バレた。

回収した仕掛けには、ウナギのヌメヌメだけが残されていた。どうやら仕掛けに巻き付いて針をはずしてしまったらしい。

ものすごい悔しい。

この悔しさをバネに明日からを生きていこうと思う。


糸にウナギのヌメヌメが。うー。

 

00:15 悔しいと腹が減る

人間って悔しいと腹が減るよね。

ランチパックの「いちご&ホイップ」をいただく。

真夜中の川原に似合わないことこの上なし。


暗闇に浮かび上がるランチパック。

 

00:30 フナムシ

足下に生き物の気配を感じたので、またカニかなと見てみたら、フナムシだった。

夜のフナムシは動きが遅いので簡単に捕まえられる。捕まえないけれど。


フナムシはオオグソクムシの仲間らしいです。

 

01:00 川の流れが止まる

今日釣りをしているのは河口付近なので、潮の満ち引きがある。

潮がだんだん上げてきて、下流へ向かう川の流れと、上流へ向かう潮の流れが釣り合い、流れがぴたっと止まる。

水面が鏡のようになり、空に浮かんだ月を映し出した。


月夜の川原でシンメトリー。

 

02:00 ヒマだ

流れが止まった川、見た目は大変美しいのだが、潮が止まっている時間というのは魚が釣れない時間だったりする。

ウナギは釣れないし、わざわざ持ってきた本は一回読んだやつだし、携帯は充電が切れそうだしでとてもヒマだ。


ヒマだ。

ヒマだ。

ヒマだ。
ヒマだ。

 

02:30 もう帰ろう

今日は朝までやろうと思っていたのだけれど、ぜんぜん釣れる気配がないので帰ることにした。

いい加減飽きた。

片付けをしていたら、後ろから急に「釣れていますか?」と声を掛けられて、心臓が止まりそうになるほどビックリした。

さっきシーバス釣っていた人だった。久しぶりに悲鳴というものを上げてしまった。


本日の釣果。小さいウナギはリリース。

 

02:45 カブトムシ発見!

帰り道、川に架かった橋を自転車で渡っていたら、道に何かが落ちていた。

カブトムシだ!

しかもオス!


手に止まらせたらイメージよりも力強くて焦った。さすがカブトムシ。

東京で初めて見た野生のカブトムシ。これはウナギが釣れるよりも嬉しい。

やっぱり深夜までウナギ釣りをやってよかった。

03:00 警察に職務質問される

橋の上でカブトムシに夢中になっていたら、警察官がやってきた。

こんな時間になにをやっているのかと聞かれたので、正直に釣りの帰りにカブトムシがいたから遊んでいたと答えたら、警察官もカブトムシに驚いていた。

でも警察官はカブトムシのことを「クワガタ」とずっと呼んでいた。

なにか変な物を持っていないかと聞かれたが、釣り道具しかもっていない。ここで「ウナギを少々」と答えると、さらに話がややこしくなりそうなので、素直に釣り道具ですと答えた。

それでもリュックの中身をチェックされた。カバンチェックなのて「オシャレ30・30」のゲストみたいだが、気持ちのいいものじゃないなと思った。

まあ警察官はこれが仕事なのでしょうが。

もう深夜までウナギを釣るのはやめようと思います。


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