またもあのマンガの呪縛
実は、先ほど失敗しておでんダネになってしまった小麦粉は用意したうちの半分。残りはまだ冷蔵庫に寝かせてあるのだ。
水洗いしてでんぷんを流し去り、残ったのがこのグルテン玉。ねっとりとしているが触っても手にはくっつかない。
昔、「美味しんぼ」というマンガで、貧しかった子供のころグルテンで作ったガムを噛んでいた、というくだりがあり、その「グルテンガム」を実際にやってみたことがある。クニョクニョで気持ちよかった。あれが生麩になるのだ。
あのイメージが頭にあり、それで「生麩ならまくらにどうか」という思考をたどったわけだ。生麩、というより「グルテン玉」のほうがイメージに近いかもしれない。
ここに、NASAも考え付かない「グルテン低反発まくら」が誕生した。
この取材が終わったら食べる気でいるので、きれいな袋に入れ口をしっかり閉じる。では実際に頭を預けてみよう。
・わかったこと
・苦労したところ
・感想