北海道の郊外に行くと、バス停の横に、バスを待つ人のための小屋があるのを見かけます。 冬になると大雪にみまわれる北海道のこと、バスを待つ人への配慮なのでしょう。
そんなバスの待合小屋を眺めていると、デザインがバラエティに富んでいて、意外にも個性豊か。
今回、あらためて待合小屋を集めるためにあちこちを回り、出会った待合小屋をタイプ別に紹介したいと思います。
(text by 加藤 和美)
■ロッジタイプ
ただの木の小屋ではなく、丸太づくり風というか、少しカントリーな感じがするものを、ここではロッジタイプを呼ぶことにする。 バス待合小屋の中でも、多く見かけるのがこのロッジタイプ。
見た目にかわいらしく、風雨にさらされても、ボロくなるというより味わいが出るのがロッジタイプのメリットだろうか。
■れんがタイプ
正しくはれんが造り風の待合小屋。 ただの待合小屋にしては立派なものが多い。 駅前など、市街地にマッチするようにだろうか。
このれんがタイプは、ある市の近郊でのみ見かけたので、待合小屋のタイプとしてはあまりポピュラーではないかもしれない。