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チャレンジの日曜日
 
学生による統計がすごい

素晴らしい統計グラフ作品の数々

 この展示会では、実に多数の作品が展示されていて、すべてを熱く紹介していたら紹介しきれないので、一部個人的にグッと来たものだけこれから紹介。

 全部ってのは日本統計グラフコンクール入賞作品だけでなく、東京神奈川埼玉千葉の各県のグラフコンクールの入賞作品まで展示していてそれぞれが面白いものだから、グラフにはまってさあ大変。


ゆるキャラ出てきて「こんにちは」 
皆さん一緒に遊びましょう!」 とクイズ大会も開催

 それと、この展示会に展示されているのに、この記事で紹介してくれないとがっかりしている作者の人がいると思うので今のうちに謝っておきます。ごめん。

 個人的にはまった、大義名分がない着眼点の統計グラフとか、地方色豊かな統計グラフを主に紹介しますぞ。


身近にあった果物のたねの数を数えた努力作。

一方こちらは近所でセミの抜け殻を探し統計で分析。
アブラゼミが一番多くとれ、しかも大通公園に集中しているのだそうだ。
大通公園、それはアブラゼミのメッカ。


「近くのお店っていいね」という題で小学校の学区内のお店の数を探索。
その中で興味あったのは、、、

「たこやきや」をやりたい女の子が男の子を上回ったことだ。


もうすぐ1ねんせい!

もうすぐ1ねんせいで、学校でたのしみにしているのは
「やすみじかん」そして「そうじ」!!そうじがんばってな!べんきょうもしなよ!


 子供は素直だ。

 ほかの統計グラフでは「いじめられたらどうする?」の問いに「やりかえす」がかなり多かったり。「がまんできないときはどうする?」の問いに「やつあたりする」がかなり多かったり。その素直さを学びたい。

いじめはよくない

 実は今回の展示物の中で多かった話題が環境問題にいじめだった。いじめを振り返るに、自分だけが他人と違うからいじめられる、いじめられなくともイジるネタとされることはある。

 でも必ずしもそうではなく、自分なんか昔、皆スーパーファミコンを持っていたのにひとりPCエンジンしか持ってないクチだが、スーパーファミコンばかり遊んでいたクラスメートが新鮮さを求め僕の家にやってきたこともあり、それはそれでよかった。

 調べてみたらPCエンジンを発売したNECは今、地球温暖化問題に取り組む「チーム・マイナス6%」に参加している一方で、スーパーファミコンを発売した任天堂は今「チーム・マイナス6%」に参加していない。

 なんとなく自分が間違ってないようにこじつけてみたが、それはさておき、統計グラフ全国コンクールは今回で55回目となった。また来年もあるだろうから、展示されたらちょっとでものぞいてみるといいよ、ハマるよ。

少数派だってどうどうと自信をはって胸をはれ

 
 
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