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ひらめきの月曜日
 
あんこのジャストな甘さ探し


ザラメを使うとサッパリした甘みになるそうです

 というのも、市販のあんこは甘すぎると思うのだ。

普段甘い物は滅多に食べないが、疲労が蓄積するとなぜかあんこに手が出る。猛烈にあんこが食べたいと思うあまり、コンビニで100円ライターほどの大きさの羊羹を買ったことさえある。あれは甘い。極甘だ。

もしかして私の体は単に砂糖を欲していたのか? いや違う。欲しいのはチョコレートでもショートケーキでもない、あんこだ。とにかく砂糖が入ってればいいって話じゃないのだ。

しかし市販のあんこは甘すぎる。もっと豆の味を前面に出した、優しい甘さのあんこがあってもいいと思うのに、そういう物はなかなか売ってない。

売ってないなら作ればいいじゃない! というわけで、いろんな甘さのあんこを作ってみました。 

高瀬 克子



初めてのあんこ作り

簡単に「作ればいい」と言ったはいいが、実はあんこを作ったことがない。小豆を一晩水に浸けてとか、何時間もトロ火で煮るとか、そういうことをしなければいけないのか?

なんだか工程がかなりめんどくさそうだ。だったら店で売ってる物を買いますよ。

…まだ始まったばかりなのに、終わらせてどうする。


意を決して、まずは小豆250グラムを鍋に

「あんこ/レシピ」で検索したところ、山のようなサイトがヒットした。こういう時ほど「ネットって便利だなぁ」と思うことはない。

なかでも一番簡単そうな工程を載せていたサイトに的を絞り、その通りに作ってみることにした。


たっぷりの水を入れて、
まずは強火で30分ほど煮たら、
お湯を捨てて、小豆はザルに。
新しい水を入れて、再び煮ます。

色はだいぶ褪せたが、水を吸ったことで豆がぷっくりと膨らみ、徐々にあんこに近づいていることが分かる。

基本的に沸騰するまでは強火でグラグラ煮てもいいようで、そういう乱暴がところが気に入った。いちいち火加減を見るとかビックリ水を差すとか、面倒ですもん。


沸騰したら、あとは弱火で気長に待つ。

…なんだ。おそろしく簡単じゃないか。おせちで黒豆を煮る時、母が神経質なまでに気を使っていた印象が強すぎて「豆を煮るのって大変なんだなー」とビビっていたのだが、なんてことはない。

ま、今回作るのはあんこですしね。好きなだけ皮が破れようが潰れようが構わないんだから、そんなに気を遣う必要もないわけだ。


80分ほど煮続けるとこうなります。

皮が破れた小豆を何粒かつまんで食べてみたところ、すっかり柔らかい。

うわ。もう出来た。


水が透明になってくるまで、少しずつ水を入れて冷ましたら…
ザルにあげて、おしまい。

いや、おしまいじゃない。

なんたって、今回は自分好みのジャストな甘さを探る旅なのだ。話はここから始まるといっても過言ではない。そう、むしろこれからなのだ。

好みの甘さのあんこを完成させるべく、そろそろ砂糖を登場させようではないか。


茹でた小豆を7等分します。
対して、用意したザラメは計6個。

 

 
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