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ロマンの木曜日
 
こんにちはA380

思いつきで関空まで来てしまった

 このところ世界最長の観光モノレールとか世界最大の水車など、とにかく大きなものばかりをレポートしたせいか、もっとメジャーな世界最大の乗り物が日本にやってくるというニュースを見て、反射的に観に行こうと決めてしまいました。

世界最大の旅客機として、運用が始まったばかりのエアバスA380が関西国際空港、いわゆる関空に試験飛行で初めてやってくるというのです。

それを知ったのは飛来する2日前。咄嗟に朝イチの羽田発関空行きの航空券を予約してしまったのでした。

萩原 雅紀



眠い目をこすって

自宅最寄りの駅から始発に乗って1時間ちょっと、早朝の羽田空港へ。さらに飛行機に乗り換えて、無事に関空に着陸したのがまだ朝の8時。

なんて書くと旅慣れている感じですが、飛行機なんて今まで片手で数えられるくらいしか乗ったことがない非日常な乗り物で、眠気と相まってまったく現実感のないままここまで来てしまいました。目的のA380は既に前日にカナダから飛来、この日の朝9時に母国フランスへの帰途に就くとのことだったので、その前に関空に到着する必要があったのです。

ぼーっとした頭のまま、とりあえず初めて来た空港内を彷徨い歩きます。事前情報で、空港の端にある展望ホールからよく見えるところに駐機している、とのことだったので、ターミナルビルからバスに乗って展望ホールを目指すことにしました。


初めて来た関空をふらふら歩く 展望ホールに連れて行ってくれる循環バス

バスを待つ間、乗り場近くの高架の橋脚に仮設の足場が組まれているのがカッコよくて撮影したりしていたらもう8時半近く。離陸の前にスポットを離れるのが8時半頃とアナウンスされていたので、時間が全然ありません。ようやく来た循環バスに急いで乗り込みました。


足場が組まれた橋脚、かっこいい でもそれどころじゃない、急げ

しかしバスの車内は思ったより空いていて、展望ホールに行きそうな飛行機マニアっぽい人影は見当たりません。やっぱり遅すぎたか。

すごく長く感じられた数分が過ぎ、ようやく車内に展望ホール到着のアナウンスが流れたそのとき。


いた!

 

展望ホールに到着

とつぜん本物のA380が目に飛び込んできて、頭の中の霧が一瞬で晴れました。とりあえずまだ移動を始めていないようなので、急いで展望デッキのある屋上に行ってみることにします。


展望ホール入口 雨の中こんなにギャラリーが

この日はずっと強い雨が降っていたのですが、展望デッキの上には既に大勢のギャラリーがいました。そして彼らの視線の先には見慣れない巨体の飛行機が。ついにA380とご対面です。


でかい、というか太い!

第一印象は、とにかく胴体が太い、ということ。コックピット上部の膨らみが今までの旅客機と比べ物にならないくらいで、どちらかというと輸送機のようなシルエット。もっと分かりやすく言えばゴマちゃんのようです。

このA380、あのジャンボジェット、ボーイング747を抜いた世界最大の旅客機で、何と言ってもその特徴はオール2階建てであるところ。つまり飛行機版Max(新幹線ね)と言えます。最大で800人以上が乗ることができ、機内には広さを生かしてラウンジやシャワールームなどを設置することも可能だとか。

どこかの王族がプライベートジェットとして購入し、「空飛ぶ宮殿」をつくる、なんて浮世離れした噂もあるようです。


僕らとA380はこんな位置関係 後ろの展望台にも大勢の人

ところで、8時半にはスポットを離れるとの噂をよそに、A380はまったく動く気配がありません。雨が強いので、天候の回復を待っているのでしょうか。

その間、目の前の滑走路では飛行機が休みなく離陸と着陸を繰り返していて、それを見ているだけでも十分に面白いです。


ジャンボジェット離陸の瞬間 航空会社名が何も書いてなくてちょっと不気味

雨に打たれながらしばらく待っていると、9時頃になって現場にようやく動きが出てきました。


 

 
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