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チャレンジの日曜日
 
東京から片道1000円の海外旅行

海外ってどんなとこだ?

 品川から1時間で三崎口駅へ。そこからバスで30分弱で無事海外についた。海外に着いたことで既に達成感はあり、帰る気がまんまんだったりするが、せっかくだから海外はどんなとこか散歩してみようと思う。


海外町なんだってさ。

海外を見渡す。海外は実に渋い港だった

 海外の海だ。海外の海=ハワイかグァムかサイパンかと思っていたら大間違いだ。東京の南だというのに、冬の潮風が身にしみる。


地元住民のための海外会館。やっぱり渋いぜ海外。

三崎漁港の海外向け漁船停泊地区にも捉えられなくもない。

海外という範囲をサポートするには心もとなそうな規模の防災器具庫

スナック喫茶 海外。閉まっていたが開店してたら入って海外を満喫したかった。

こちらも海外で数少ないレストラン。丸松

そう!海外と書いてOVER SEASとやってほしかったんだよ!これを待ってたんだよ!!

 海外にも”わかっている住民”がいてなんだか嬉しかった。

 海外は三浦の中心部からは微妙に離れているため、町には店がほとんどなく、ひたすら、海側には漁船、陸側には住宅が続く。

 仕方がない、海外に来たんだ。海外っぽく写真を撮ってやろうじゃないか。


コカコーラを置いてみた。ベトナムの漁港くらいには見えないだろうか。

でもカメラを引いたらNGだ。

 冬の海を眺めつつ、散歩しているとこんなところを発見。海外にも名所といえる場所があった。


スランプ構造という地層が海外の名所

あ、「かいと町」でしたか!!

ぶらり旅はよい

 結局海外(かいと)町はあまりなかった。よく考えたらふつうの住宅地なので当たり前といえば当たり前だが、でもいったことで達成感という満足はあったし、「海外ってどんなところだろう」といった頭のもやもやがなくなったのも事実だ。

 海外町の店はみな閉まっていて、多分観光客が訪れる土日じゃないと店はしまっているかもしれない。今回は海外町での食事はできなかったけれど、三崎港でうまいまぐろ丼食って、まぐろの土産を買って大満足。

 この往復の交通費は品川から2000円で三浦半島のバス電車1日乗り放題の「三浦半島1DAYきっぷ」で事足りる。ちなみに油壺マリンパークも城ヶ島も葉山も鎌倉もこれでいけますぞ。

やっぱ三崎のまぐろはうまいっす。

 
 
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