ハゼにギンポ、普段の釣りだったら別にどうってことのない魚なのだが、今日は捕まえた人が心底うらやましい。
昼間みてもどうってことのない小さな生き物達が、夜の干潟で見るとプライスレスな宝物のように見えてくる。うなぎパイが「夜のお菓子」と名乗ることで独特の価値を持ったように、「夜の干潟」で採れる生き物達は特別なようだ。
大人になって夜に遊ぶことが当たり前になってしまったが、こういう夜のアウトドア遊びをやると、子供の頃に感じた「家にいないといけない時間に外にいる、ちょっと悪いことをしている感じ」が蘇ってきてとてもワクワクする。今が夏だったらこのまま勢いに乗ってカブトムシでも捕りにいきたいところだ。 |