デイリーポータルZロゴ
このサイトについて


フェティッシュの火曜日
 
アメ噛みレビュー40

・のどにスッキリのどあめ(春日井製菓株式会社)


オーソドックスなハーブ系のど飴。 13種類のハーブエキス配合だそうで、なかなか複雑な味わい。 純粋にのど飴として利きそうな気がする。

結構厚みがある飴なので硬いと思いきや、噛んでみるとそれほどでもなかった。 ただやや粘度があって粉々には砕けず、奥歯の溝に挟まったりするのでちょっと虫歯が心配。


・はちみつきんかんのど飴(ノーベル製菓株式会社)


CMでもおなじみの柑橘系のど飴。 中にきんかんシロップが入っているので非常に柔らかい。 ちょっと噛んだらあっという間に口の中から無くなった。 きんかんシロップの酸味が強く、噛み終った後もしばらく味が残る。 のど飴としてのスースー感は控えめ。


・きんかんのど飴(カバヤ食品株式会社)


一見「はちみつきんかんのど飴」と同じに見えるが、 メーカーが違い、かつはちみつも入っていない。 その分値段が若干安めで量も多い。大量にのど飴を噛み砕きたいという人には良いかもしれない。 味は「はちみつきんかんのど飴」よりも甘み抑え目で少し苦味がある。 おばぁちゃんとかが好きそう。スースー感はこちらの方がやや強い。


・VC-3000のど飴(ノーベル製菓株式会社)


こちらもCMなどをよく打ってるので知名度は高いだろう。 はちみつきんかんのど飴と共に現在の定番のど飴と言える。

レモン味にビタミンCということで、酸味の強そうなイメージがあるが、意外とそれほどでもない。 同じノーベルのはちみつきんかんのど飴の方が酸っぱいくらいだ。レモンの癖に。 スースー感が少なめなのははちみつきんかんのど飴と同じ。


・キシリクリスタルミルクミントのど飴
  (三星食品株式会社)


ミルク系ののど飴。ハーブ、柑橘系が続いていたので何だか新鮮。 ミルクの部分はちょっと甘いが、ミントが入っているので清涼感がある。 それでもまぁ、さっぱり系の多いのど飴としては甘口な方か。

シュガーレスでカロリー35%オフだそうで(何と比較して35%なのか知らないが)、 大江戸……もといダイエット中の方にはよろしいだろう。 どうでもいいことだが、 のど飴食べすぎでなんだかのどが物凄くスースーし、寒くなってきた。


・中薬甜茶喉飴(株式会社リボン)


……こ、これは凄い! 33種類入っているというハーブの複雑な香味に加え、ビックリするほどの清涼感がある。 そのあまりのスースー感は、思わずむせてしまったほどだ。 それほどストイックでマッチョなのど飴を噛むと、これまでののど飴が赤子のように感じる。

喉がおかしいときにこれを食べたら、一発で喉が通るようになるだろう。 逆に、寒いときに食べたら喉に風穴が開いて凍え死ぬ。 33種類のハーブはダテじゃない。


・龍角散ののど飴(味覚糖株式会社)


まるで漢方薬のような味。 というか、これはどちらかと言うと飴じゃなくて薬だろう。 まぁ、龍角散はのどの薬なんだから当然と言えば当然か。 そういえば、おばぁちゃん家ってこんな匂いがしたっけな。 最初はそうでもないが、後からかなりのスースー感が鼻から抜ける。 思わずくしゃみが出た。


・ブラックブラック(株式会社ロッテ)


眠気スッキリを謳った定番ガムの飴版。 のど飴とはちょっと違うかもしれないが、 ドライ&スースー系ということでここにエントリー。 さすがにその刺激は強く、ガリガリ噛んで食べると、眠気スッキリどころか舌が痛んでくる。 噛み砕いた後も奥歯に挟まるので飴噛みにはあまり向かないと思う。

・のど飴系 まとめ


のど飴系は大きくフルーツ系とハーブ系に分けられるだろう。 フルーツ系は比較的刺激が弱く酸味が強い。 逆にハーブ系はとにもかくにもスースー感が強く刺激が強い。 いずれも硬めでさっぱりしたものが多い。

風邪の流行るこれからの季節、のど飴はより身近な飴となりそうだ。 しかしのど飴は、ただなめるだけならともかく、噛むとなるとより刺激も強くなる。 その点だけにはご注意を。

このジャンルでのオススメは……驚愕のスースー感を味わえる、「中薬甜茶喉飴」だろうか。 刺激が苦手な方には「VC-3000のど飴」が良いだろう。



 

 
Ad by DailyPortalZ
 

▲トップに戻る バックナンバーいちらんへ
個人情報保護ポリシー
© DailyPortalZ Inc. All Rights Reserved.